「大いなるもの」とは、世界を動かしている『人智を超えた、何か』
スピリチュアリティとは、「聖なるもの」や「大いなるもの」との出会いやつながりや一体感に心を開くことだと思っています。
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ではその、「聖なるもの」、「大いなるもの」とは、いったい何でしょうか。
「大いなるもの」は、世界を動かしている『人智を超えた、何か』
心や魂などの見えない世界には、星の数ほどの○○セラピー、そしていろんな流派が存在します。
私はリーディングから見えない世界に入りましたが、出会いと直感に導かれて様々なセラピーを受け、ワークショップに参加してきました。
いろんな流派、いろんな先生の話を聞いているうちに、心や魂などの見えない世界を語るときに共通する、ある基本的な考え方があることに気がつきました。
それは『世界は人智を超えた何かで動いている。』というものです。
※私が体験したセラピーたち。↓
こうして時系列に並べると、自分でもいろいろ体験したなぁと、感慨深いです。
2008 | リーディング ヒプノセラピー レイキ 天使カード 音叉ヒーリング EFT キネシオロジー 引き寄せの法則 魂の愛 |
2009 | チャネリング個人レッスン ドルフィンスターテンプル ソニア・ショケットWS |
2010 | ライトボティーの覚醒化 |
2012 | 超越(TM)瞑想 |
2013 | サイモントン療法 バイロン・ケイティ「ザ・ワーク」 ジャーニー・メソッド グラウンディング |
2015 | ヒーリング・タッチ プロセスワーク シュタイナー&アントロポゾフィー |
2016 | プレゼンス・ブレイクスルー・メソッド ケン・ウィルバーのインテグラル理論 |
ヒトが小さな頭でゴリゴリ考えてもしょうがない「何か」、世界を動かしている人智を超えた「何か」を
引き寄せの法則では「源(ソース)」と呼び、
ジャーニーでは「源(グレース)」と呼び、
サイモントン療法では「内なる叡智」と呼び、
U理論では「源」「内なる知」と呼び、
超越瞑想では「超越意識」と呼び、
プロセスワークでは「エッセンス」と呼び、
シュタイナーは「霊界」と呼び、
神とか、魂とか、愛とか、光とか呼ぶ人もいました。
名前なんて、なんでもいいんです。
でも名前がないと不便なので、「大いなるもの」と呼ぶことにします。
大いなるものとは「宇宙の創造主」
この世界を作り出し、動かしている「大いなるもの」。
それは、宇宙の創造主。
ビッグバンを起こし、
質量を作り出し、
重力を作り出し、
原子を作り出し、
天体を作り出し、
生命を作り出し、
今、ワタシを動かしているもの。
それは、私の魂(ハイヤーセルフ)を超えて、全世界につながっているもの。
ヒトは「大いなるもの」に振り回されるだけの存在ではない。
さらに、多くのスピリチュアル系流派で共通していたのは、
・ヒトは「大いなるもの」に振り回されるだけの無力な存在ではなく、「大いなるもの」にアクセスすることで「幸せになる力」を持っている。
ということでした。
そのために大切なのは、以下の3点。
・いかに、「大いなるもの」とのつながりを信じることができるか。
・起きていることはすべて最善であると信じることができるか。
・そして、自分の魂を信じることができるか。
これらの可能性に心を開くことで、「大いなるもの」からの呼びかけを受け入れるスペースが生まれ、「大いなるもの」と出会い、つながり、一体感を感じることで、私たちは「幸せになる力」を持っています。
この考え方は、犠牲者あるいは傍観者でしかなかった無力な私に生きる意味を感じさせ、私は心と魂の世界に引き込まれていきました。
目に見えない存在は、他にも天使とか、妖精とか、妖怪とか、いろいろいるみたいですが、私は何となくしか感じません。
それでも、森林療法や様々なセラピーで自分を超えた「大いなるもの」を感じられたことで、私は、今、ココに存在する自分の神性を感じられるようになってきました。
そして今、少しづつ自分自身の「幸せになる力」を感じることができるようになってきたと感じています。
「大いなるもの」にアクセスする方法
世の中には、セラピーなぞ受けなくても、自然体で「大いなるもの」にアクセスして幸せになる力を感じながら生きている人もいます。
スピリチュアルなんて言葉とは縁のなさそうな科学者の話に、『ヒトは「大いなるもの」にアクセスして幸せになる力を持っている。』という隠しメッセージを感じたこともあります。
2016年、早稲田大学オープンカレッジでの生物多様性講座の先生方がそうでした。
⇒生物多様性と大いなる存在
⇒昆虫という生き方
⇒生物多様性とココロの多様性
ですが、何かしら生きにくさを感じている人は、
自然に親しんだり、
アロマやハーブに親しんだり、
オーラやヒーリング、ヨガや瞑想で癒されながら、
「大いなるもの」にアクセスして幸せになる力を培っていくのでしょう。
そのための方法は星の数ほどあり、それが技術化されて、○○セラピーとして広まっているのでしょう。
「インテグラル理論」を提唱したアメリカの思想家ケン・ウィルバーは、
意識の変容を実現するために、①ボディ、②マインド、③スピリット、④シャドーの4つの領域の鍛錬に同時並行的に取り組むこと。
を重視しています。
インテグラル理論入門I ウィルバーの意識論
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|
より
私たちは「大いなるもの」にアクセスし、その叡智に出会い、意識を変容することで「幸せになる力」を感じることができます。
何かひとつの方法で完結するものではありません。
だからこそ、「インテグラル理論」では①ボディ、②マインド、③スピリット、④シャドー、それぞれに同時並行的に取り組むことを大切にしています。
①ボディ、②マインド、③スピリット、④シャドーの4つの領域は、「大いなるもの」にアクセスする入口です。
私たちは、どこからでもアクセスすることができます。
ポイントは、「好きだな」「心地よいな」と感じるものを選ぶことです。
お好きな入口からお入りください。
①ボディからアクセスする
②マインドからアクセスする
③スピリットからアクセスする
④シャドーからのアクセスする
プロフィール
- 薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事
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