森のセラピスト

森林療法を担当するにはどんな資質が必要なのか、NPO法人日本森林療法協会でも発足当初から議題になっていました。

2006年当時、森林インストラクターの立場から、得意分野として
①安全管理・引率能力、②自然の知識、③自然の客観視の3点、

課題として
①語りすぎる、②元気があふれすぎる、③シェアリングを求める傾向
を挙げ、森林インストラクターにはカウンセリングマインドが必要と考察しました。

紆余曲折を経て、私は大学の通信課程で心理学を学び、2020年の今、ホリスティックな観点から
①深く自分自身でいること、②人間として参加者に関わること、③森の癒しの限界を知っていること
だと感じています。