「グラウンディング」とは

スピリチュアル分野では、グラウンディングは、「地に足をつけること」という意味で使うことが多いです。(⇒グラウンディングの意味とは)

が、もう少し深く調べてみましょう。

「grounding」とは

まずは、英語の意味から調べます。

元の単語の『グラウンド ground』の意味でなじみ深いのが『地面、土地』という名詞です。

これが動詞になると、『地面に置く、設置する』だけでなく、『基づかせる、教え込む』という意味もあるそうです。(⇒weblio辞書「ground」より)

そして、動名詞である『グラウンディング grounding』の主な意味は『基礎教授』

《例文》a good grounding in English「十分な英語の基礎」

weblio辞書「grounding」より

 

なるほど~。

 

もちろん、『電気装置を接地すること(=アース)』という意味もありますが、『基本を教育すること』という意味の方が、メインなんですね~~~。

そう考えると、グラウンディングとは、単に『地に足をつけること』だけではなく、『大地とつながるように、基礎をしっかりすること』という意味になるのかもしれません。

 

 

 

私が学んだグラウンディング

私が学んだグウンディングは、カラダとつながり、自分の本質につながることでした。

 

教えてくれた本郷綜海(ほんごうそみ)さんは、『私たちの魂の器である「体」に、私たち自身の「意識を根付かせる」こと』という意味合いで使っています。

グラウンディングとは

 

実際のワークでは、目を閉じて立ってもらい、こちらの声の誘導に従って、頭の真ん中から足の裏までを、意識しながら感じてもらいます。

(2017.1.30 明治神宮にて)

 

そうしてカラダに意識を入れると、今、ココ。にいる自分を明確に感じ、自分の本質、さらに、”ハイヤーセルフ”からの声が聴こえやすくなるような気がします。

 

 

カラダを感じることは、心の癒しの第一歩

感情は、実際に生理的な変化を引き起こします。

 

個人セッションでも、初めに20分ほど時間をとって、グラウンディングを行います。

普段の生活で身体の内部を意識的に感じることはあまりありませんが、身体の内側の感覚には、満腹感、空腹感、尿意、便意、内臓の痛みなどがあり、内臓感覚、あるいは臓器感覚などと呼ばれます。手や足の位置などを感じる深部感覚というものもあります。

内側感覚に意識を向けると、身体と心が一体化して落ち着きます。そうすると、その後のワークに入りやすくなります。

 

カラダをしっかり感じることは、自分の感情とも仲良くなること。

それは、心の癒しの第一歩になるのです。

 

 

【お客様の声】「グラウンディング」

個人セッションにて

最初は少し?緊張してましたが、グラウンディングで、落ち着きました。

意識してと言われた時に、頭の中にボディとエネルギーのイメージを思い浮かべるのと、そのパーツを中から感じるのとが混在してしまい?一瞬不安になりましたので(私のいつものくせ)、練習して習得したいなと思いました。

【お客様の声】「少しは楽にこの世で生きていける気がした」

 

森林グラウンディングにて①

さて、落ち着ける場所についたらグラウディングです

~中略~

そのなかで動いている自分の鼓動
呼吸する身体

静かに目を開くと
先程よりも鮮明なカラーで飛び込んでくる景色があり
ただそこに立っているだけなのにドキドキしました

じわーっと
何かが心の底からこみ上げてくる

なんだろなーこの感じ
訳もわからなく涙が出そうになる感じ

よくわかんないけど
確実に心をゆっさゆっさと揺さぶられてました

自然のもつパワーなんだろうか
植物のパワーなんだろうか

そして
なんでかわからないけど
すごい幸福な気持ち
あー
私は私のまま
このままで認めてもらえている

だいぶ歩いて脚は疲れていても
講座が終わった後は
すごく元気になっていました

【お客様の声】自己肯定の時間

 

森林グラウンディング②

『自分に意識を向けることで、自分がこの自然の中にしっかり居て(存在して)、自然と自分が調和しつつも間合いがあるということも感じられました。

五感ワークの時に感じた、自然との一体感や溶け込むという感覚も、肉体もなくなるようで居心地よいように感じます。

しかし、それは自分をなくすことにもなりかねません。

~中略~

日常で活かすとなると自分という存在も感じ、どう関わり合うのか、どう在るのかも感じられることが大切なのかなぁと思います。

~中略~

自然というシンプルな環境での関わり合いでも、心身ともにほぐれ、動きの質も変わり、歩行も丁寧になったり、モノゴトの捉え方も落ち着いていたり、話もしなやかで柔らかくいられたように感じます。』

【お客様の声】自然と自分が調和しつつも、間合いがある

 

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プロフィール

飯田 みゆき
飯田 みゆき森と魂のセラピスト
薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事