「ボディ」から心の癒しへのアプローチ
カラダの叡智は、自然界の叡智。
地球に古くから存在する生物界の叡智です。
「ボディ」すなわちカラダを学び、カラダを感じ、その叡智に触れるとき、私たちは心の癒しを感じることができます。
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カラダと心をつなぐキーワードは、内受容感覚と呼ばれます。
カラダは、特に「感情」と密接に関わっています。
「病は気から」という言葉でもお馴染みですね。
古今東西、さまざまな賢者がカラダと心のつながりを語っています。
「ボディ」へアプローチする方法は、自分で身体を動かす運動やヨガはもちろん、整体、アロマセラピー、鍼などのボディワーク系、エネルギーとしての身体にアプローチするレイキなどのヒーリング系も含まれます。
心身ともにぐったり疲れている時、ヒーリングやアロマセラピーを受けただけで号泣したこと、ありませんか?
私も、イベントでカラダを感じているうちにココロがいっぱいになってしまうという体験をしたことがあります。
グラウンディングのトレーニングでひたすらカラダを感じたとき、号泣しまくる体験もしました。
一体、何が悲しいのかもわかりません。ただ、ただ、カラダを感じて涙がでることがあるのです。
顕在意識にのぼらなくても、その時、その人にとって必要な何かが起きているんですね。
自律訓練法では、身体を感じることで心が回復することが研究されています。
「ボディ」へのアプローチは、一番身近な「大いなるもの」への入口です。
①マインドからボディを感じる。
感じるだけでなく、カラダがどんな仕組みで動いているのかを学ぶことでも、私は生命の神秘を感じます。
事実としてのカラダの構造と仕組みを意識することで安心感が生まれるというのは、気のせいではないようです。
その昔ヒーリングのスクールに通ったとき、オーラやチャクラを感じる瞑想がとても心地よかったので、それを応用して生化学の講座でも最後に復習の瞑想をするようになりました。
身体を動かさなくても、心の中でカラダをスキャンし、イメージでボディを感じることは可能です。
②ボディからマインドを感じる
現代の私たちは、多くの時間を頭(思考)を働かせて生きています。
さらに、ほとんどの時間を自分以外のものに意識を向けて過ごしているひとが多いでしょう。
そうなると、自分のカラダはどうしても置き去りになりがちです。
カラダを動かし、カラダに触れる時間をとると、ココロもスッキリよみがえるのは、自分に意識を向けるからかもしれないですね。
カラダは魂の器。
「大いなるもの」とつながる入口ですから。
カラダを感じると、感情も深く豊かになっていきます。
それは、「シャドー」に取り組む基盤になります。
③五感でボディを感じる。
アロマセラピーやハーブ、森林で癒されるヒミツのひとつに五感の刺激があります。
五感はカラダの知覚神経を通って感じるものであり、一番簡単なカラダを感じる方法です。
④エネルギーワークでボディを感じる
レイキやヒーリングなどのエネルギーワークも、「ボディ」の取り組みに入ります。
私は目に見えないエネルギーに鈍感で、ヒーリング系の効果はよくわからない派です。
しかし、オーラを作ったり、他人のエネルギーを切ったりするスキルは、とても役に立ちました。
空想と妄想なら得意です。
すべては、気のせい。
でも、その「気」が、私たちを生かしているのも事実です。
もしあなたが、他人の気持ちを感じすぎて憂鬱になったり、周りに気を使いすぎて疲れ果ててしまったりすることがあるなら、空想の中でのエネルギーワークはお勧めです。
優しくて敏感で繊細なひとほど、他人の怒り、不安、悲しみ、恨み、絶望感などをとりこんで具合が悪くなることもあります。
敏感な特質は、エンパス体質、HSP(ハイリーセンシティブパーソン)とも呼ばれています。
周りの感情に飲み込まれることなく、自分のエネルギーを守ることは可能です。
まずは、自分だけのエネルギーの中で安らぎましょう。繭や子宮や卵の中にいるイメージをしても良いでしょう。自分自身の暖かく光輝くエネルギーの本質を存分に味わっていきます。
自分のエネルギーを体感した状態でご自身の体験を振り返ると、他人の感情に飲み込まれていない自分を発見できます。
それは、自分以外のエネルギーに気づくことであり、気づいたらそっと手放せばよいのです。
自分のエネルギーを守り、他人の感情に飲み込まれないようになるだけで、人生は驚くほど生きやすくなります。
プロフィール
- 薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事
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