エネルギーとは仕事をする力、エネルギーワークはその力に変化を与えること。

2018年から、エネルギーワークのワークショップを開催しています。

 

そこで今日は、エネルギーとは何か、エネルギーワークとは何かを整理してみたいと思います。

 

エネルギーとは仕事(作用)をする力 ①科学的な考察

エネルギーは、英語の『energy』のドイツ語読みです。

ということで、『energy』の語源を調べてみましょう。

語源
From Middle French énergie, from Late Latin energia, from Ancient Greek ἐνέργεια (enérgeia, “activity”), from ἐνεργός (energós, “active”), from ἐν (en, “in”) + ἔργον (érgon, “work”).

weblio辞書『energy』より

 

ふむふむ、古代ギリシャ語の「en(in:中へ)+ergon(work:仕事)」が語源なんですね。

ということは、「仕事の中」→「内に秘めたる仕事をする能力」という感じでしょうか。

 

《参考にしたページ》
「エネルギー」の由来と語源
身の回りの英語の語源

 

そうすると、物理学での「物体や系が持っている仕事をする能力の総称」という概念がイメージできますね。

1.(物理学)仕事をすることのできる能力のこと。物体や系が持っている仕事をする能力の総称。

2. 1. の意味から転じて、物事をなしとげる気力・活力のこと。活動の源として体内に保持する力。

3. エネルギー資源のこと

wikipedia『エネルギー』より

 

宇宙物理修士の小笠原和葉さんは、

「エネルギー」の定義は「仕事(作用)をする量」

と言っていました。⇒小笠原和葉さんのPBM day2報告

 

運動エネルギーは、動きの中にある仕事をする力

熱エネルギーは、温度(原子や分子の振動)の中に存在する仕事をする力

物質は質量を持ち、質量の中に仕事をする力を秘めている。

 

アインシュタインの有名な方程式

E=mc2 (エネルギー E = 質量 m × 光速度 c の2乗) ⇒wikipedia『E=mc2

詳しい意味はさておき、エネルギーと質量に関係性があることだけは理解できます。

 

 

エネルギーとは仕事(作用)をする力 ②スピリチュアリティ的考察

同じ意味合いで、スピリチュアリティの世界でも使えます。

 

「エネルギー=仕事をする力」であるとすると、目に見えない非物質的なものです。

物理学の世界では温度速度などで数値化することはできますが、目に見えるものではありません。

生物学の世界ではATP(アデノシン3リン酸)として貯蓄されますが、やっぱりエネルギー本体は目に見えません。

『わかりやすい生化学』ヌーベルヒロカワより

 

それでも、私たちの「生」の中に作用しているなんらかの「力」。

それを東洋では『気』と呼ぶのでしょう。

 

古今東西、さまざまな名前で呼ばれていますね。

気は英語のAura(アウラ)やラテン語のspiritus(スピリトゥス)、ギリシア語のpsyche(プシュケー)、pneuma(プネウマ)、ヘブライ語のruah(ルーアハ)、あるいはサンスクリットのprana(プラーナ)と同じく、生命力や聖なるものとして捉えられた気息、つまり息の概念がかかわっている。⇒wikipedia『気』より

 

この、「エネルギー=仕事をする力」は、ときにワタシの意志を超えてはたらく未知の力となることもあります。

それは、「大いなるもの」の力であり、魂の力なのだと思います。

 

 

エネルギーワークは、仕事(作用)する力に変化を与えること。

私が目に見えない世界に足を踏み入れたきっかけは家族とのトラブル。

怒ったり、なだめたり、謝ったりという通常の解決法は役に立たず、私は生まれて初めて「超科学的な方法」に助けを求め、様々なセラピーを体験しました。

 

レイキ伝授、引き寄せの法則、チャクラやオーラのヒーリング、ハイアーセルフや天使のリーディング、インナーチャイルドや過去生のヒプノセラピー、キネシオロジー、EFT、グラウンディング、ジャーニー・メソッド、サイモントン療法、バイロン・ケイティの「ザ・ワーク」、ドルフィンスターテンプル、ライトボディの覚醒化、サネヤ・ロウマン&オリンの瞑想会、プロセスワーク、etc、etc・・・。

 

 

私は、この世に存在するセラピーのホンの一部を体験しただけですが、徐々に「イメージと現実はつながっている。」と感じるようになりました。

 

 

オーラを作る、チャクラを掃除するなどは単なるイメージですが、集中してイメージングすると気持ちがスッキリ変化します。

すると、現実世界でも体験する経験が変化します。おそらく、無意識の言動が変化し、他者にも影響を及ぼすのでしょう。

 

エネルギーワークは、目に見えない力に変化を起こすことができる。

これは、薬剤師として西洋近代科学を学んできた私にとって、大きな発見でした。

 

エネルギーワークはイメージの世界です。私はエネルギーヒーリングには鈍感でよくわからない派ですが、イメージングなら得意です。

私の趣味は瞑想、空想、妄想です。

 

 

愛も光も天使も神様もイメージの中に実在できます。

私の生きる目的が「幸せになること」であるならば、科学的に証明できるかどうかは問題ではありません。

大切なのは、私が今、生きて、経験している世界に作用している「力」に変化を与えること。

 

私たちが幸せになるヒミツは、豊かなイメージの世界に隠れています。

繊細で敏感なひとは、その豊かなイメージの世界へのアドバンテージを持っていると感じています。

繊細さが進化へのカギ

 

セミナー情報

 

HSP(ハイリーセンシティブパーソン)のDVD『SENSITIVE』鑑賞会

 

心と魂の癒しワーク&セミナー

ハクモクレン 2019.3.9@新宿御苑

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プロフィール

飯田 みゆき
飯田 みゆき森と魂のセラピスト
薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事