HSP(ハイリーセンシティブパーソン)とは

HSP(ハイリーセンシティブパーソン)という言葉をご存知でしょうか。

生まれつき高度な感受性を持つ人のことで、日本語では『敏感すぎるひと』『繊細な人』などと訳されることが多いようです。

『敏感な』特性は人口の約1/5にみられ、人間以外の動物でも先天的に持っている個体が一定数認められるそうです。

ということは、『敏感な』特性は遺伝子の多様性の一部として受け継がれてきたもので、周りの環境の微細な変化に気づいて種の保存に役立ってきたと考えられます。

参照⇒wikipedia『ハイリーセンシティブパーソン』

 

HSPという言葉は1996年にエレイン・N・アーロン博士が考案したもので、詳細は博士のサイトに詳しく紹介されています。日本語に訳されているので、安心してご覧になってみてください。
The Highly Sensitive Person

 

アーロン博士の書籍は文庫化もされています。軽い感じの表紙になっていますが、原題は『Highly Sensitive Person』で、学術的でわかりやすいと私は感じました。

 

HSP診断ができるサイトはいろいろありますが(⇒アーロン博士のSelf-Testサイト、⇒HSP診断テスト)、アーロン博士自身が判断には慎重になるように呼び掛けています。

指摘しておきたいのは、このウェブサイトに載っているHSPのセルフテストは、研究調査する上ではとても有用なのですが、どうしても意図しない形で、誤って分類される人たちが出てきてしまうということです。⇒The Highly Sensitive Person FAQより

 

 

HSPの特徴を、アーロン博士は端的にD.O.E.Sで表しています。

一番良いのは、あなたが敏感性というものについてさらに知識を深め、その上で、あなたもしくはお子さんを判断されることでしょう。そのための一つの方法として、D.O.E.S(ダズ)を意識してみてください。

D.O.E.Sとは、”高い敏感性の人がもつ4つの側面”のことで、

DはDepth of processing(=プロセスの処理が深い)、

Oはeasily Overstimulated(=刺激を強く受けやすい)、

EはEmotional responsiveness(=感情的な反応が強い)、

Sはempathy and sensitive to Subtle stimuli(=微妙な刺激に対する共感と敏感さを持っている)

を表しています。これはHSPならほとんどすべての人が持っている側面で、個人のバックグラウンドにも左右されることはありません。

The Highly Sensitive Person FAQより
HSPをどのように認識しますかも参照

 

 

 

Depth of processing(=プロセスの処理が深い)

私がHSPを知ったのは、2018年10月。プロセスワークのセラピストのひとが教えてくれました。すでに1996年から使われていた言葉なのに、全く知りませんでした。

この言葉を知って、診断テストもやり、私もHSPの特徴をかなり持っていると感じました。

 

HSPは人口の20%と少数派であり、敏感ゆえの生きにくさが強調されがちです。

ちまたにあふれる本も「いかにうまく生きるか」を説くものが多いと感じます。

 

だけど私は、「Depth of processing(=プロセスの処理が深い)」という特徴を強調したい。

その能力は、宇宙進化の過程で必要とされていると私は感じています。⇒繊細なひとの困惑

 

受け取った情報を深く処理することは、内側に豊かな世界を作ること。

それは、外側の認識力も高めます。⇒内面への遡行は自己中心性を減少する

その状態で世界とつながることは、トランスパーソナルの世界であり、世界平和への道を指し示していると思うのです。

だから、「敏感さ」「繊細さ」は大いなるギフトだと思っています。

 

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