心の癒しは、「幸せになる力」に気づく旅。

この旅路を歩いていると自覚すること、それ自体が「癒し」なのだと思っています。

 

「幸せになる力」は、幸せに生きる力

諸富祥彦先生(明治大学文学部教授、日本トランスパーソナル学会会長、臨床心理士)は、幸福には3つの種類があると言っています。

①手に入れる幸福

「成功すれば手に入る幸福」と言っても良いでしょう。仕事に成功する。転職に成功する。に成功する。幸せな家庭を作ることに成功する。お金持ちになることに成功する。

②自己成長の結果、実現する幸福

人間的な成長、こころの成長を成しとげていった末に、おのずと現れてくる「状態としての幸福」と言ってもよいでしょう。

③何があっても幸福

言ってみればギリギリの幸福。「どんな失敗や挫折があっても幸福」と言えるような幸福です。いわば、「絶対幸福」

より抜粋し、わかりやすく表記、太字は筆者主観

 

それぞれの幸福は、どれもとても大切。成功者になることも、自己実現者になることも、私たちは人間本来の欲求として持っています。

心理学者アブラハム・マズローの欲求5段階説は、ビジネス界でも有名ですね。

①生理的欲求
②安全の欲求
③社会的欲求 / 所属と愛の欲求
④承認(尊重)の欲求
自己実現の欲求
Wikipedia『自己実現理論』

晩年には、第6段階目として「自己超越の欲求」を発表し、これがトランスパーソナル心理学の源流になっています。⇒Wikipedia『トランスパーソナル心理学』

 

だけど、「なる(become)」だと、今の自分とは別の自分になる感じがします。諸派の事情によっては「なれない」こともあるでしょう。

私たちは肉体を持つ生物なので、どうしても「なれない」ことだって、あります。

 

別の自分にならなくても幸せ

 

そんな幸せを感じるとしたら、それは、瞬間瞬間を幸せに生きるとき。それは、諸富先生のいう絶対幸福に近いのではないでしょうか。

幸せになる力とは、瞬間瞬間を「幸せに生きる力」だと思います。

 

「幸せに生きる力」は、苦しいときも喜びや輝きを感じられる力

もし、目の前の出来事がどんなに辛く悲しいものであっても、瞬間瞬間を幸せに生きることができたとしたら。

みんなが、それぞれの「幸せに生きる力」立ち戻ることができるとしたら、そこはどんな社会でしょうか。

 

そこは、ただ、笑顔で穏やかな人々が笑って暮らしている社会ではありません。

怒り憎しみ悲しみなどの辛い感情を抱えながらも、自分と他者の「幸せに生きる力」を信じて、時にぶつかり合い、時に理解しあいながら、流動的に変化し続ける社会ではないかと思います。

漫画版『風の谷のナウシカ』のラストをご存知でしょうか。知らない方はネタバレしますのでご注意ください。

ナウシカが生きる世界の1000年前、火の7日間の前後、旧世界の人々は浄化された後の世界に生きる人類の遺伝子を残していました。(ナウシカたちは人工的な改変なしには生きることはできません。)

その人類は、穏やかで戦争をしない種族なのだとか。

ナウシカは言います。↓

苦しみ悲劇おろかさは、清浄な世界でもなくなりはしない。」
「だからこそ苦界にあっても喜び輝きもまたある。」
「いのちはの中にまたたくだ。」

(風の谷のナウシカ 第7巻より:太字は筆者主観)

 

そしてナウシカは、新しい人類の卵を破壊します。

最後のセリフはこちら↓

「どんなに苦しくとも、生きねば・・・。」

(風の谷のナウシカ 第7巻より)

 

もちろん、苦しみ愚かさは、なくてもいいのです。

だけど、あってもいい

苦界にあっても喜び輝きを感じられる」のが、「幸せに生きる力」ではないでしょうか。

 

 

「幸せに生きる力」も、筋トレ。

「それができないから、みんな苦しんでいるんじゃないか~~~。」

 

その通りです。

だからこそ、「幸せに生きる力(ち・か・ら)」 なのです。

ある日突然与えられるものではなく、地道な筋トレによって培われるもの。⇒オーラも化学の勉強も筋トレなのよね。

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思えば、私も筋トレの日々でした。↓(今も)

 

その昔、別の自分になりたかった頃もありました。↓

 

心の癒しの旅路は、歩いているという自覚の旅路。

それは、筋トレしながら、ときどき力のついた自分に喜びを感じることなのかもしれません。

私も、まだまだ道の途中です。

 

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