「ハートが開いた『嬉しさ』を認めるのが難しいって、面倒くさいよ、自分。」プロセスワークセラピー

今日は、現在進行形な“ココロの旅路”のお話です。

昨日はプロセスワークセンターで、コーマワークのセミナーでした。

コーマワークとは、昏睡状態などで言語によるコミュケーションが難しい方へのアプローチです。

今回、私は“非言語によるコミュケーション”とは、どんなものか学びたくて、参加しました。

 

 

コーマワーク自体も大変興味深いものでしたが、それよりも、セミナーに参加した後、ココロがザワザワして、居心地が悪くなってしまったのです。

さて、そこにあったものとは???

 

 

基本的に、私がセミナーに参加するときは、こっそりコソコソ型です。

 

 

部屋の片隅で講義を聞いて、近くにいた人とワークをして、終了後は、誰よりも速く現場から立ち去る。

学びは受け取るけど、参加者との交流とかは面倒なんですね。

 

なんたって、“一人が大好き”ですから。

一人が大好きでもいいじやない

 

 

今回は知り合いが数名参加していて、講師も顔見知りの方だったので、とてもリラックスしてセミナーに参加しました。

おそらく、私のハートが開いていたのでしょう、他の参加者からたくさんの温かい気持ちを受けとりました。

 

 

一緒に昼食をとり、終了後に連絡先交換をするなど、いつもと違ってオープンな自分にびっくりすると同時に喜んでいる自分もいました。

 

 

 

ところが、終了後、なんだかモゾモゾして違和感を感じ始めました。

 

開いたハートの『温かさ』

それを喜ぶ『嬉しさ』

の感覚に、いつもの自分が耐えられなくなっていたのです。

 

ああ~~~、面倒くさいね、ワタシ。

 

しかたがないからお手紙書いた・・・、

ではなくて、ワークしました。

 

 

どうしてもなじめなかった開いたハートの『温かさ』をしっかり味わっていると、それは光の玉となり、ギュッと小さくなってから、光を放ち始めました。

 

その光はモヤを切り裂き、その先の明るい日常を見せてくれます。

それは、開いたハートに喜んでいた『その時の自分』と、今、現在の『いつもの自分』を切り分ける光でした。

 

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切り分けてみれば、『その時の自分』をしっかり認めることができます。

いつしか居心地の悪さはなくなり、『喜んでいた自分』をそのまま受け入れていました。

 

 

ヒトは、本当に面倒くさい生き物ですね。

 

嫌な気持ちを感じることも難しいですが、喜ぶ気持ちを受け入れることも難しいなんて。

ね。

 

 

 

喜んでいい。

 

嬉しくていい。

 

ちょこっと切り分けて外に置くだけで、喜んでいた私をそのまま祝福できる。

こんな面倒くさい自分もまた、面白くて好きだけどね・・・。

 

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プロフィール

飯田 みゆき
飯田 みゆき森と魂のセラピスト
薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事