「もっと自分を好きになる森林療法」をやりたいのだよ~ブランディングセミナー体験記

ブログアクセスアップのため、ブランディングセミナー体験会へ

今日は、株式会社マインドプラスブランディングセミナーに参加しました。

 

昨年から、NPO法人日本森林療法協会の森林セルフケアフォーラム委員会では、森林セルフケアの知名度アップについて、何度も何度も対話を重ねてきました。

今年に入ってからは、私個人の知名度アップを図ろうと、個人主催でイベントを企画し、ブログを書き、アクセスアップも試みましたが、どうもパッとしません。もっと、届くべき人のところへ届かせたい、という願いが大きくなっていました。

バリバリビジネス系のセミナーは及び腰でしたが、ちょっと覗いてみようと思い立ち、まずは体験会に参加してきました。

「森林療法のセラピストをしています。」と言えなかった。:体験会

参加しての感想~~~。

一番のショックは、短時間の自己紹介で、私のことを何一つ伝えられなかったことです。

結局、他の参加者が、私に対して興味をもつことは全くありませんでした。

 

「お仕事は何ですか?」と問われたとき、「えーと、メインは薬剤師ですが、森の案内をしています。」などと答えても、一般の人はなんの反応もしない・・・。

ということが分かり、ある意味、目からウロコでした。

 

そして、共通の問いが、

「森って・・・、どこですか?」

 

「清里で森の案内をしています。」とか、「高尾山を案内しています。」ならわかるけど、東京のど真ん中で「森の案内をしています。」というのは、何をする人なのかが伝わらないということがわかりました。

さらに、「森の中で五感を開いて歩いてから、自分を感じてみることをしています。」と、言ったとしても、やっぱり「はぁ・・・。」という反応。

 

「自分を感じる」とか、「自分とつながる」という言葉も、一般ビジネスピープルには伝わらないということもわかった。

では、どんな言葉だったら、一言で伝わったんだろう??

「森林療法のセラピストをしています。」

というのはどうかしら。

 

「森林」「療法」「セラピスト」

これらはどれも、一瞬で何らかのイメージがつく言葉です。しかし、私の中に、まだ「セラピスト」への壁が存在しているようで、言うことができませんでした。

 

いろんなサイトで「簡単に伝わる言葉を考えよう」と書かれていても、どうも、見ないふりしてきたワタシ。

実際に経験するって、大切だわ。

 

《2016.8.23》

 

森の癒しをわかりやすく伝えられる人になりたいもんだ。
:エフェクターズスクールDAY1

8月のブランディングセミナー体験会に参加したとき、自己紹介で何も伝えられなかった自分がいました。

いつもは、一言でわかってもらえる人々に囲まれていて、「一般」の人々に伝わる言葉を準備していなかったことを感じました。

そこで一念発起、伝えられる人になってやろう~、と思って、3回シリーズのエフェクターズ・スクールに申し込んだのです。

 

DAY1の昨日、森林療法も森林セラピーも全く初めて聞くという人々との出会い。

森林療法を紹介するには意外な盲点がたくさん隠れていました。

 

日本人のほとんどは「自然が好き」です。

そして、森林浴も好きです。

 

でも、都心の森歩きにお金を出す価値を感じている人はそんなに多くはない。

だから、もっともっと、人々の声に寄り添う必要があることを学びました。

 

五感開くってどういうこと?

五感が開くとなぜ癒されるの?

キャンプやバーベキューとどう違うの?

 

自然に親しんで植物がわかるようになるのと、車に親しんで車種が判別できるようになるのと、どう違うの??

 

自然の中で自己を承認されるって、どういうこと?

自然に親しむと楽に生きられるようなるって、何故?

 

次から次へとやってくる問いに、一言では答えられない私。

 

今までも、時々考察していたのだけどもね・・・。

「五感から自己肯定へ」

「森林はシャドーに向き合う勇気をくれる」

「自然の中でリソース活動」

「五感を開くとエンパワメントにつながる」

 

迷路のように入り組む私の思考を、少しづつ整理して、表現していきたいと思ったのでした。

 

《2016.10.19》

 

「もっと自分を好きになる森林療法」をやりたいのだよ!!
:エフェクターズスクールDAY2

さて、このスクールでは、伝えられる人になるために、自分の活動を届けたい人はどんな人なのか、丁寧に、丁寧に見ていきます。

私は、野外での森林療法としての活動だけでなく、室内での瞑想会とか、はたまたHerbal English!! など、一見てんでんばらばらな活動をしています。

 

しかし、私の中では、テーマはずっと一貫しています。

『自然と対話し、自分と対話し、今、ここにある自分を祝福する』

 

自然との対話の中には、自然科学の学びも入っています。そのための森林療法・セルフケア体験会であり、植物観察会であり、カラダを感じる瞑想会であり、英語の勉強会なのです。

 

でも、それをうまく伝えられない、と話していたら、スタッフの方に、「全部、つながっていると思うよ」と、言われました。

 

「みゆきさんが、自分を大切にしたいって気持ち、全部の活動につながっているよね。」

と。

 

じ~ん。

 

 

今も、思い出したらうるうるきてしまいます。

 

そうだ。

その昔、私は自分が大嫌いだった。

 

それが、自然観察会と出会い、自然の中で、ありのままでいられる自分に気がついたのでした。

今このときを楽しむことが許される場所が自然の中だった。

 

だから、私が思いを本当に届けたい人々は、

 

・キャピキャピした会話が苦手で、

・周りに合わせているのが辛くて、

・そんな自分か大嫌いで、

・自分にダメ出ししてしまって、

・自信がなくて、

・がんばり屋さんで、

・人と関わるのが苦手で、

・でも、自分が人を傷つけている感じがして、

・相手を怒らせてしまうのが怖くて、

・自分を認められなくて、

・でも、本当は、もっともっと自分を認めたい人たち。

 

自然は、どんな自分もありのままで認めてくれます。

そんな自然の中での体験を体感として、何度も、何度も経験していると、少しづつ、ありのままの自分を認められるようになっていきました。

そんな体験を、同じような気持ちを持っている人たちに体験してほしい。

 

そう。

 

だから、私が本当にやりたいのは、

「もっと自分を好きになる森林療法」

なのです。

 

この辺、もう少しいろいろ書いていきたいな~。

 

《2016.11.9》

 

空に吸われし十五の心:エフェクターズスクールDAY3

Day2の後、私が本当にやりたいのは、もっと自分を好きになる森林療法」なのだと気づきました。

昨日のDay3では、どうやって伝えたらいいかを考えていきました。

 

まずは、どんな人に届けたいかを決めます。

私が思いを届けたいひとは、「周りに合わせている自分が嫌いなひと」。

 

あ゛~。

なんだか反応するなぁ。

 

なぜなら、私がまだまだ周りに合わせていて、そんな自分を嫌だなと、感じているからです。

それでも、昔に比べれば、大分変化してきているはずです。

 

 

思えば、中学生の頃から、周りとズレている自分を感じていました。

当時は、たのきんトリオや、聖子ちゃん、明菜ちゃん全盛期。

ザ・ベストテンなどを視ていなければ、友達との話題がなくなってしまいます。

話題についていくために、好きでもないのに頑張って視ていた。

 

しかも、いろいろうるさい父親がいない時を狙って、その時に全てを記憶するべく、頑張って視ていたのです。

心の中では、そんな自分が嫌いだった。

そうしなければ楽しくいられない学校も嫌いだった。

 

そんなことを考えていたら、ふと、当時作った歌の歌詞を思い出しました。

 

 

それは確か、5月の五月晴れの日。

部活動をしていたら、真っ青な空に白い月が見えて、カラスが飛んでいた。

そんな風景をみて友達とお遊びで歌を作りました。

 

あおいあおい空にカラスが二羽飛んで

どこまで行くのかカラス

月まで行くのかカラス

 

あおいあおい空にしろいお月様浮かんでる

月まで行ったらカラス

空に吸われしカラスの心

ちなみに、国語の授業に出てきた石川啄木の短歌をパクっています。

『不来方(こずかた)のお城の草に寝ころびて空に吸われし 十五の心』

当時の自分にタイムスリップしてしまいましたが、こんな私だからこそ提供できる森林療法があると思っておりまする。

 

★エフェクターズスクール卒業記念

《2016.11.23》

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プロフィール

飯田 みゆき
飯田 みゆき森と魂のセラピスト
薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事