電子は「忍法分身の術」 で存在する~ハートで感じる植物化学

今日は、「ハートで感じる植物化学」から、一番最初にお話する定番のネタを紹介してみましょう。

 

皆さん、原子の構造って、聞いたことありますか?

ハーブやアロマセラピーをちょっと真剣に学ぶときは、必ず勉強する内容です。

どのテキストを見ても、電子が原子核の周りを回っている図が書かれていますね。

 

↑ヘリウム原子の模式図

 

しかし、現代科学では、電子は原子核の周りをモヤ~っと存在しています。

 

Wkipedia「原子」よりヘリウム原子模式図

 

それは、地球が太陽の周りを公転するように、一定の場所をクルクル回るのではないので、「電子雲」と呼ばれています。

電子には不確定性があり、電子は粒や点のようなものではなく「雲のようにぼんやりと存在する」ことが明らかとなった。すなわち、電子の存在は、確率密度関数で表される空間的な広がりがある。このような電子の有り様を電子雲と呼ぶ。

Wikipedia「電子雲」

 

どうやら、

ある時間に電子が存在する位置は明確にできないけど、
ある位置に電子が存在する確率は明確にできる、

ということで、

電子は”確率的に存在する。”

という言葉を使います。

 

それは、超高速で(まさに時間を超えて)動き回っているようなものではないでしょうか。

 

忍者や陰陽師の”分身の術”のように、同時に多くの位置に存在できる。

ただ、存在する確率が高い位置と低い位置はあるようです。

《《《注意!!》》》
私は物理の専門家ではないので、あくまで個人的なイメージです。

 

 

こんな風にイメージすると、植物化学を学ぶときにわかりやすくなると感じています。

 

ミクロの世界で、すでに時間という概念を超えているヤツ(電子)がいる。

この電子を、原子同士で盗んだり、あげたり、共有したり、様々な取引が行われるのが“化学反応”

 

電子が時間の概念を超えていて、すでに私の小さな頭での理解を超えているのでスピリチュアルの世界でオーラが見えようが、天使とチャネリングしようが、他者の意識がわかろうが、ある日突然骨折が治ろうが、何があっても不思議ではないと感じます。

私に知覚できるかどうかは別として、他人におきる出来事は、へぇ~、という感覚で聞いている。

あれ。

結局ココロの世界に来てしまった。

 

ただし、物質界の法則をそのまま生物界に適応することはなかなか難しいみたいですね。

 

ハーブやアロマセラピーのテキストでは、いつも省略されてしまう電子雲

これがイメージできると、酸性もアルカリ性も酸化も抗酸化も面白くなるのに、もったいない、と、いつも思っている。

 

という定番のネタを書きました。

どうだろう?

セミナーでは、必ずウケる鉄板ネタなのですが・・・。

 

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プロフィール

飯田 みゆき
飯田 みゆき森と魂のセラピスト
薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事