しあわせの国ブータンで泥棒に入られた男と一緒に「ブータン展」へ。
夏の連休の中日、のんびりしようと思っていたら、上野の森美術館でブータン展をしているとの情報が。
ウチの配偶者は、青年海外協力隊でブータンに赴任していたことがあります。
ということで、急きょ、お出かけしてきました。
「しあわせに生きるヒント BHUTAN」という看板の前で、一人つぶやく隣の男。
「オレは、ブータンで不幸せだった。」
泥棒に入られ、パスポートを盗まれ、日本大使館に怒られ。。。
マラリアにかかり、夜間外出禁止令で誰も助けに来ず、死にそうになり。。。
という、今まで何度も聞いた話を再び聞きながら、展示を見て回りました。
夏の連休ということもありとてもたくさんの人が来ていたのには、本当にびっくりしました。
目を引いたのは、織物工芸。
織物なのに、刺繍のような紋様が浮かび上がり、とても丁寧な手仕事です。
目の前の生活にコミットして生きる姿は、確かに”しあわせ”なのだと思う。
しかし、ブータンにも強盗がいて、知識層は海外に移住する人もいる。
「しあわせの国、ブータン」
という言葉にちょっと作りこまれた感じを受けるのは、ひねくれすぎかな??
プロフィール
- 薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事
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