リハビリするかしないか、指に聞いてみた。
2011年3月、森で転んで左手人差し指第一関節の靭帯を損傷しました。
指のMRI検査の様子はこちら↓
MRIで大きな問題がなかったので、その後は整形外科で指の運動をするリハビリに通うことになりました。
これが、とっても痛かったのです。
柔道整復師の先生に「リハビリをしないと指が固まって動かなくなるよ。」と言われ、痛みに涙を浮かべながら我慢していました。
ところが、鍼や太極拳の先生には「痛いリハビリは自然治癒力が落ちるから、治りが遅くなるよ。」とも言われました。
さて、どちらが正しいのでしょう?
統合医療やホリスティック医学を学んでいても、実際に患者になってみるとやはり悩みます。
そこで、左手人差し指”本人”に聞いてみました。
“あなたはどちらがいいですか?”
“あなたはどうしたいですか?”
そう指に問いかけながらリハビリをすると、確かにとっても痛いのですが、リハビリ後に指が軽くなることに気がつきました。
“リハビリの先生が言うから我慢してやっている。”という状態ではこのことに気がつきませんでした。
痛みを他人の責任にしている状態では、気がつけなかったのだと思います。
その日から、決心して毎日リハビリに通いました。並行して鍼もお灸もヒーリングもやりました。
おかげさまで、今では多少の違和感が残る程度に回復しています。リハビリしなかったらもっと早く治っていたかどうか、それはわかりません。が、今現在、後悔していないことだけは確かです。
「答えは自分の中にある。」と言うは易し、本気で選択するのはとても難しいということを教えてもらった「指の靭帯損傷事件」でした。
写真はリハビリを決心したころのものです。人差し指、まだまだ腫れています。
約1ヵ月後の2011年7月16日現在、だいぶ腫れが引いてきました。
プロフィール
- 薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事
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