シェアリングネイチャー体験会で、グループワークの極意を学ぶ??

今日は、公益社団法人日本シェアリングネイチャー協会シェアリングネイチャー・エクササイズに参加。

何度かこのブログでも紹介しているジョセフ・コーネル著の『空と大地が私に触れた』。

 

五感で自然を感じたらメッセージがやってくる。

内なる自然と取り巻く自然が統合されるとき

 

この本に紹介されているエクササイズの体験会でした。

場所はいつもの新宿御苑。

 

but!

集合は、いつもと違う大木戸門です。

 

新宿門の芝生広場よりも人口密度が少ない感じ。

 

スタッフさんの誘導で、本に紹介されているエクササイズをいくつか実際に体験します。

どれも、静寂の中で自然を感じられるものばかり。

 

私が印象に残ったのは、森林浴のエクササイズ

『まず、二本の樹木の間の不思議な入口を見つけましょう。

この入口をくぐったら、あなたが持つ感覚を研ぎ澄ませてください。』

(上記の本から抜粋)

 

気になった二本の樹木の間を入り口に見立てて、くぐります。

 

くぐる瞬間、スローモーションのように動いて感覚を研ぎ澄ませ、二つの樹木をしっかり感がながら通り抜けると、その先は、落ち葉が広がる何気ない空間。

 

それでも、別の世界に来たことを感じます。

そして、次の二つの木が呼んでいることを感じるのです。

そうして、次から次へと、呼ばれる木の間を通り抜けていたら、うっそうとしたアオキが繁る広場の隅に来ました。

だれも見向きもしない低木と笹が広がる世界。

 

もう、間を通り抜けられるような二つの樹木はありませんでした。

ふと、持続可能な開発目標のキーワードが浮かびました。

 

“誰一人、取り残さない。”

 

そうか。

呼ばれる木々に耳を澄まして、その間をくぐっていくのは、グループワークで人の間に入って介入することと同じ。

しっかりと感覚を研ぎ澄ませて通り抜け続けていたら、今まで気づかなかった場所につく。

 

清里ミーテイングでは、清里の自然に感覚を開いて、グループワークを実施しよう。

 

 

シェアリングネイチャー体験に来たのに、やっぱり気になっていることにつながってしまった。

まぁ、そんなもんよね。

 

だから、自然体験は面白い。

さぁ、当日の資料を作りましょう~。

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プロフィール

飯田 みゆき
飯田 みゆき森と魂のセラピスト
薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事