「キラキラが苦手」から始まるココロの旅~サネヤ・ロウマン&オリン『魂の愛』
苦手なものは、自分が認めていない自分の一部。
それをココロの世界では『シャドー』と呼びます。
私は、『シャドー』と何度も何度も対話をすることで、少しずつ、自分との調和が生まれ、より深遠な「幸せになる力」を感じられるようになりました。
たとえば、その昔、キラキラしている人が苦手でした。
今でも、ちょっと苦手です。
苦手だということは、そこに自分が抑圧している信念、感情、願いなどがあるということです。
2017年5月のある日、しっかり時間をとって、そのシャドーに取り組みました。
↓
「キラキラが苦手」から始まるココロの旅 (2017年5月の記録)
キラキラ輝いている人が、まぶしくて、苦手です。
特に、そのキラキラで隠しているものを感じると、自分の中にモヤモヤが生まれてきます。
なんだかそれが気になってしまったので、瞑想CDで取り組むことにしました。
使った誘導瞑想のCDは、「魂の愛にゆだねる」。
この時の録音CDです。↓
魂の愛/ナチュラルスピリット
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☆
CDを聞き始めてしばらくしてから、モヤモヤの正体がわかった。
『嫉妬』
あ゛~。しばらく前からずっとこのテーマです。
以前も野外瞑想で出てきたな。
仕方ない。
誘導に任せて、嫉妬の海の中に浸ります。
身体がキュッとなる感じ。
ハートがぐいっと閉じる感じ。
そんな自分にも愛を送り続けます。
そうだ。
私は嫉妬している自分を嫌っていたんだ。
世界は嫉妬に満ち満ちているんだから、嫉妬している私も愛しい自分。
しばらくすると、キラキラしている人々を「うそつき」呼ばわりしている自分が出てきた。
そうだよねぇ。
「嘘つき」って、指さしたかったんだよねぇ。
『あー、嘘つきだ。嘘つきだ。
キラキラしている人々は、嘘つきだ。』
(※ヨハネ黙示録パロディ)
そのまま、言いたい放題言わせてあげました。
そうしてまたしばらくすると、キラキラしている人々が、自分から分離していく感覚がやってきました。
そうか。
「自分がキラキラしたいのに、できない。」という自分と混同した感覚が、モヤモヤ、イライラだったんだ。
「嫉妬の海の中に浸り続けていると、嫉妬の対象が自分から離れていく。」という不思議な現象。
瞑想CDが終わり、現実に戻ってきた時の感覚は、
「キラキラしたい人々は、キラキラしたいから、している。」
ただそれだけなのに、自分と混同して、怒りとか、いらだちとかを感じていたのは、私の勝手だった。キラキラしたいのにできない自分の思いを勝手に重ねていただけ。
すべての人々に、最善が起きている。
私とは関係ない。
ここまでくると、かなりスッキリします。
苦手だったキラキラは、自分自身の願いであり、他人のものではなかったのです。
こういうのは、筋トレと同じです。
こうやって、時々時間をとって取り組むことで、少しづつ慣れていきます。
自分のキラキラをどこまで表現できるかは、また後のお話。
まずは、自分が持っていることを認めてしまうこと。それだけで、いろんなモヤモヤがぐんと楽になります。
ひとつひとつ、気になったときに取り組むスキルを持っていること。
それも、「幸せになる力」のひとつでもあると感じています。
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プロフィール
- 薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事
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