先週木曜日は、プラムネット(株)アウトドア共育事業部が主催する、「標本で学ぶ!ハチとヘビを知り尽くす 危険生物対策 講座」でした。
http://www.fieday.net/ac/?p=1473

森林セルフケア講座(⇒http://j.forest-therapy.org/2016/02/-in-201649.html)でも、安全管理の講義は行いますが、私自身、あまり詳しくない分野だったので、久しぶりにバリバリ環境教育の講義で勉強してきました。

都会暮らしの私たちには、ヘビはなじみのない生き物ですが、古代エジプト時代から、ヘビは毒の知恵で死の砂漠を生き抜いく知恵者として考えられていたそうです。

ヘビが巻き付いた「アスクレピオスの杖」は医術の象徴とされ、WHO(世界保健機構)も図案にしていますね。⇒http://www.who.int/en/

実は、ヘビは意外とストレスに弱く、環境の変化によっては拒食症で死んでしまうこともあるとのこと。

そんなヘビの毒は、敵を攻撃するためではなく、基本は食べ物を消化するためのものだそうです。

消化するためのものだからこそ、毒が回ると筋肉が解け、赤血球が解け、腎不全や出血でとても危険な状態になるんですね。

ハチの場合はアナフィラキシーショック(超強烈アレルギーみたいなもの)が怖いので、対処方法が全く違うことを改めて学びました。

ヘビは進化の過程で、手足ではなく、胴体の肋骨と筋肉を発達させた生き物です。

手足がないということは、一見不自由であるように思いますが、その分発達した全身の筋肉で、どこへでも行ける、どんな形にも変化できる、ヒトとは異なる自由を手に入れたのかもしれません。

人間とはまったく違うコンセプトで進化してきたからこそ、不思議な生き物として、恐れられ、尊敬されてきたんだなと思いました。

社会的な集団を作らず、一人で、マイペースに生活をするヘビ。

ちょっと、親しみが出てきましたが、野外では出会わないのがお互いにとってのハッピーかもしれません。

↓アオダイショウの骨格標本。
下あごの骨が先で割れています。

カエルや卵を丸呑みできるのは、顎がはずれるのではなく、下あご骨の先が二つに割れているので、ググっと広がるからだそうです。

 

 

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プロフィール

飯田 みゆき
飯田 みゆき森と魂のセラピスト