【図書備忘録】ルドルフ・シュタイナー『星と人間』

シュタイナー第二弾の本は「星と人間」

星と人間―精神科学と天体 (Steiner Books)/風濤社

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宇宙の話は普通に好きで、NHKのコズミックフロントやサイエンスゼロは好んで見ている。

でも、天体が私たちを作っているという考え方はどこか遠くの話で、星座占いもホスコープも眉唾ものだと思っていた。

が、しかし、身近な友人が占星学を勉強していたりして、私たちの魂が宇宙から生まれたのだとしたら、天体からの影響を受けるのもアリかもしれないと思うようになった。


 

ので、シュタイナーが天体についてどうとらえているのかを知りたくて読んでみました。

 

シュタイナーによると、土星より外側の天体は肉眼で惑星と確認されていなかったので、古代の智慧の中には入っていなかったとのこと。

天王星の発見は1781年、海王星の望遠鏡での確認は1846年、冥王星の発見は1930年だそうです。

ん?? シュタイナーは1861生まれ1925没なので、冥王星は知らなかったってことか。

2006年に冥王星は惑星の認定からはずれましたが、占星術では今まで通り冥王星まで入れて考えるそうですね。

今では、冥王星と同じくらいの大きさの準惑星エリスも発見されましたが、それでもやっぱり冥王星って私たちにとってはなんとなく特別だもんね。

なんたって、ガミラス前線基地があったんですよ!!

人の心の中での占有度はエリスの比ではありませんね。

 

さて、備忘録として各惑星の特徴をメモ。

・過去を記憶する土星
・思索(叡智あふれる思考)する木星
・多弁な火星
・詩的な金星
・推理する(結合・推理する認識力)水星

東洋では五行の木火土金水を惑星にあてはめ、五行色体表でも五星として記載されている。

七曜は木火土金水に月と太陽をあてたもの。さぁ、木星と肝、土星と脾胃、火星と心、金星と肺、水星と腎の性質がイメージできるだろうか。

2012年福岡県八女市の星野文化館で天体望遠鏡で土星を見せてもらった時の写真がどこか行ってしまって残念。うっすら輪が見えたんですよ~。

次回星空を見る時は、それぞれの惑星のエネルギーを想像しながら(妄想しながら)見たいものです。

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プロフィール

飯田 みゆき
飯田 みゆき森と魂のセラピスト
薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事