私たちは流れゆくシステムの淀みで生きている。
“私は私自身にすっごく愛されている。”
っていう感覚がすぐ近くまで来てるみたいなんだけど、
遠巻きにいるだけでなかなか入ってこない。
これ認めてしまったら世界が壊れてしまうような怖さを感じる。
だって、怖いよね。
これは、2015年5月22日のfacebookの投稿です。
何が怖かったんだろう。
なぜ、世界が壊れてしまうと感じたんだろう。
最近は、自分の奥底から
『今の世界なんて、壊れてしまえ』
な~んて声が出てくることもある。
真逆ですなぁ。
生物の定義として、「動的平衡」という言葉を使ったのは、分子生物学者の福岡伸一先生。
この本は、面白かった。
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生物と無生物のあいだ (講談社現代新書) [ 福岡 伸一 ] 価格:968円 |
生命とは、流れゆく分子の淀み
なのだとか。
私たちは、流れゆく分子の淀みとして存在し、流れゆくシステムの淀みがこの世界なのかもしれない。
だから、壊れて当然なんだ、きっと。
壊れて、新しものができて、また壊れて、新しいものができていく。
それが、「動的平衡」。
夏の終わりに、そんなことを考えてしまいました。
プロフィール

- 森と魂のセラピスト
- 薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事
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