植物化学を学んで、楽しいハーバルライフを♡
今日は、まる一日来週のニールズヤードレメデイーズ
JAMHAハーバルプラクティショナーコースの準備をしておりました。
植物化学を学ぶこのコースも、次回が最終回です。
☆
私が植物化学を探究してきたのは、
「なぜ、植物はその成分を作っているのか??」
に興味があるからです。
☆
生薬学も、メディカルハーブも、
「ヒトが、利用する」
という視点で研究が進んできました。
人間の
「健康に生きたい。」
と思う欲求から獲得してきた知恵なので、まぁ、当たり前ですよね。
でも、植物はその成分をヒトのために作っているわけではなく、
植物自身のために作っているのだと思うと、
「その成分を作っている理由はなんだろう??」
という好奇心が湧き出てくるのです。
植物化学を学ぶ受講生さんは、
「とても難しい。」
と、皆さんおっしゃいます。
ハイ。
化学なんて学ばなくても、
ハーバルライフを楽しむことは十分にできます。
ただ、植物の気持ちになって、
なぜ、タンニンを作っているのか?
なぜ、フラボノイドを作っているのか?
なぜ、精油を作っているのか?
と、想像してみると、
カビとの攻防戦だったり、
昆虫との腹の探り合いだったり、
光をめぐる葛藤だったり
が、感じられます。
そんな思いを感じながら、ハーブティをすするのも、
またそれなりの“楽しい”ハーバルライフ
なのではないかと思っています。
プロフィール
- 薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事
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