2010年植物療法ネットワークの思い出〜自分のために生きよう

今日は、薬局勤務の日。

薬局スタッフの同級生のメディカルハーバリスト;石丸沙織さんが来店してくれました。

私とは2010年、清里での植物療法ネットワーク以来、7年ぶりのご縁でした。

植物療法ネットワークin清里2010

 

石丸さんは、イギリスまでメディカルハーブを学びに行った、とてもエネルギッシュな方です。

現在は奄美大島でのんびりライフを送っているとのこと。

今度、遊びに行きたいですね~。

 

 

ところで、2010年の植物療法ネットワークは、100名もの方が集まった、とても大きな1泊2日のイベントでした。

当時の報告はこちら
植物療法ネットワークin清里2010

 

その当時、私は森林療法担当の実行委員として関わっていました。

私以外の実行委員は、ハーブ業界の有名な先生たち。

参加者にとっては、私は名もない裏方スタッフでした。

 

「トイレはどこですか?」

「次の講座は何時からですか?」

「帰りのバスは何時ですか?」

「部屋を友人と一緒に変えてほしい。」

「お茶がなくなりました。」

「お腹が痛くなりました。」

etc.

etc.

 

 

何しろ、100名の宿泊イベントです。

 

私は次から次へとやってくる参加者からの質問に対応していました。

同じ実行委員という立場でしたが、大先生に質問する人はいません。

 

そして、イベント終了の場面。

私も実行委員として先生たちと一緒に前に並んでいました。

 

 

終了後、参加者が続々と挨拶にやってきます。

「○○先生! ありがとうございました~。」

「△△先生! ありがとうございました~。」

 

そして、私の前に来ると、

「・・・・ありがとうございました。(誰だっけ、このヒト)」

 

 

 

つらかったな~。

とてもつらかった。

 

ほとんどイベントに参加せず、参加者の質問に対応するために駆けずり回っていたのに、参加者の記憶には残らないなんて。

 

完全裏方として仕事をしていたのなら良いのです。

森林療法を担当したり、実行委員として前に出たり、中途半端に関わっていたことが、とても苦しかった。

 

 

あれから7年。

いろいろなことがありました。

 

今、私はほぼ独立した形をとっています。

 

あの頃、大きなイベントの裏方スタッフの経験は、今の私の血肉になっています。

そして今、私は、自分のために、自分の裏方仕事をしています。

 

プロフィール

飯田 みゆき
飯田 みゆき森と魂のセラピスト
薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事

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