2010年植物療法ネットワークの思い出〜自分のために生きよう
今日は、薬局勤務の日。
薬局スタッフの同級生のメディカルハーバリスト;石丸沙織さんが
来店してくれました。
私とは2010年、清里での植物療法ネットワーク以来、
7年ぶりのご縁でした。
石丸さんは、イギリスまでメディカルハーブを学びに行った、
とてもエネルギッシュな方です。
現在は奄美大島でのんびりライフを
送っているとのこと。
今度、遊びに行きたいですね~。
☆
ところで、2010年の植物療法ネットワークは、
100名もの方が集まった、とても大きな1泊2日のイベントでした。
当時の報告はこちら
⇒植物療法ネットワークin清里2010
その当時、私は森林療法担当の実行委員として
関わっていました。
私以外の実行委員は、
ハーブ業界の有名な先生たち。
参加者にとっては、
私は名もない裏方スタッフでした。
「トイレはどこですか?」
「次の講座は何時からですか?」
「帰りのバスは何時ですか?」
「部屋を友人と一緒に変えてほしい。」
「お茶がなくなりました。」
「お腹が痛くなりました。」
etc.
etc.
何しろ、100名の宿泊イベントです。
私は次から次へとやってくる
参加者からの質問に対応していました。
同じ実行委員という立場でしたが、
大先生に質問する人はいません。
そして、イベント終了の場面。
私も実行委員として先生たちと一緒に
前に並んでいました。
終了後、参加者が続々と挨拶にやってきます。
「○○先生! ありがとうございました~。」
「△△先生! ありがとうございました~。」
そして、私の前に来ると、
「・・・・ありがとうございました。(誰だっけ、このヒト)」
☆
つらかったな~。
とてもつらかった。
ほとんどイベントに参加せず、
参加者の質問に対応するために駆けずり回っていたのに、
参加者の記憶には残らないなんて。
完全裏方として仕事をしていたのなら良いのです。
森林療法を担当したり、実行委員として前に出たり、
中途半端に関わっていたことが、とても苦しかった。
☆
あれから7年。
いろいろなことがありました。
今、私はほぼ独立した形をとっています。
あの頃、大きなイベントの裏方スタッフの経験は、
今の私の血肉になっています。
そして今、私は、自分のために、自分の裏方仕事をしています。
プロフィール

- 森と魂のセラピスト
- 薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事
最新の投稿
植物/動物/鉱物/宇宙2022.07.07【読書メモ】「量子力学で生命の謎を解く」
人間界/心理学2022.06.25内受容感覚と感情制御~「幸せになる力」のヒミツは自分の感情に深く正しく気づくこと。
人間界/心理学2022.06.21「インテグラル理論」からみた森林療法
心の癒し/魂の声2022.06.12Seeleはマインド、Geistはスピリット~シュタイナーが語る「目に見えない世界」2つを整理した。