植物化学科最終回〜エビデンスもスピリットも魂の輝き。
今日は、ニールズヤードレメデイーズ JAMHAハーバルプラクティショナーコースの最終日でした。
この日には、論文発表をしてもらいます。
“論文”といっても、自分の興味ある内容を調べてまとめて発表する、というものです。
今回の受講生はお二人。
どちらも、個性豊かな発表となりました。
☆
一人の方は、もっと、もっと、さらに高みへ科学的根拠の探究を望み、
もう一人の方は、感覚的にハーブをとらえる。
どちらも間違いではありません。
ただ、感覚タイプの方には植物化学は苦労したようで、調べてきたハーブについて論理的に説明しようとする姿は、とても苦しそうでした。
発表の最後にゲーテの詩が紹介されていたので、ふと、思いつきで、ハーブをイメージしながらの詩の朗読をお願いしました。
とても力強く、魂に触れる朗読でした。
青春時代に音楽と共に過ごしたとのことで、思いを声に乗せるその姿はとても美しいものでした。
それこそが、その方が伝えたかったハーブのスピリット。
理論や理屈ではなかったのです。
☆
“みんなちがって、みんないい。”
と、簡単に言うけれど、それって実は難しい。
原著論文まで遡ってエビデンスの確認に喜びを感じる魂もあれば、スピリットの表現に喜びを感じる魂もある。
どちらの魂も輝いている。
☆
一見、両極に位置するお二人と一緒に学べたことは、私にとっても大きな学びでした。
これで、ハーバルプラクテイショナーコースはひと区切りです。
お二人、ありがとうございました。
そして、次の回、新たな出会いをお待ちしています。
次回は、7/12~の水曜コースを担当します。
⇒ニールズヤードレメデイーズ・ハーバルプラクティショナーコース
プロフィール
- 薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事
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