配糖体、水に溶けるの巻
野口アカデミー
「ハーバリストのためのハーブの化学」
第7回。
化粧品会社に勤める受講生の方が、
ヘスペリジンの原末を
持ってきてくれました。
フラボノイドは薄黄色
とは聞いていたけど、
想像通りのアイボリーカラー。
ちょっと舐めてみたら、ほろ苦~
ヘスペリジンは
柑橘類の皮の白い部分に多いという成分です。
白い部分の苦さそのままの味がしました。
ヘスペリジンは
フラボノイドに糖が2個くっついた配糖体ですが、
持ってきてくれた原末は
さらに1つ糖をプラスしたグルコシドヘスペリジン。
水道水に溶かすと
あっという間に溶けてしまいました。
さらに、配糖体実験の続き
トリテルペンのグリチルレチン酸は
脂溶性なので水には溶けませんが、
配糖体のグリチルリチンカリウムは
やはりあっという間に溶けてしまいました。
(写真がなくてごめんなさい。)
う~ん
実物って面白い!
植物とつながりたいひとにおすすめ
⇒「ココロに響いた植物&自然界からのメッセージ」
プロフィール

- 森と魂のセラピスト
- 薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事
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