私の求めるものが世界を進化させていいの??〜シュタイナー『いかにして超感覚的世界を認識するか』読書会
先週、初めての、ルドルフ・シュタイナー
を開催しました。
何をどう進めるか直前まで悩みましたが、3名の方にご参加いただいて、無事に第一回が終了しました。
今日の章は、「条件」。
感覚的世界を超えて、より高次の世界まで認識を広げるための条件とは、なんでしょう??
一つは“畏敬の気持ち”。
もう一つは“豊かな内的生活”。
楽しさは心の栄養であるけれど、楽しさに留まらず、体験の余韻を孤独の静けさの中でひびかせること。
『あなたの求める認識内容が、人格を高貴にし、世界を進化させるためのものであるなら、それは成熟への途上であなたを一歩前進させる』
いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか (ちくま学芸文庫)
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より。
☆
『私が世界を進化させる』
なんて考え方、それこそ“畏れ”多くて、「いやいや、私なんて、そんな、おこがましいでございます・・・。。。」
と、なりがちですが、
もしかしたら、そこにとどまって、『私がこの道を歩くことで、世界が進化することを自分に許す』ことから、一歩が始まるのかもしれません。
なんてことを感じた、「条件」の章でした。
参加者の方と一緒にディスカッションしていると、一人では気づかないことが学べます。
プロフィール

- 森と魂のセラピスト
- 薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事
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