「わからないことは、ポケットに入れておく。」シュタイナー『いかにして超感覚的世界を認識するか』より
↑都会のコンクリの上に育つニワトコ
今日も、勉強会の準備をしています。
⇒シュタイナーの著書の読書会
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今日の読書メモ
↓
『理解できないことに出会ったなら、それに対して否定的な態度をとろうとせずに、むしろ全然判断を停止したほうが良い。
そして、理解を将来に残しておけばよい。』
プロセスワークの講師の方はよく、
「ポケットに入れておく。」
という言葉を使います。
ワーク中に何か不思議な兆候を見つけたとき、すぐに答えを出さずにポケットに入れておくのだそうです。
そしてワークの後半、全体の状況が見えてきた時に再びポケットから取り出してワークしたりするのだとか。
シュタイナーの言葉となんか似ています。
☆
ハーブや植物、身体の学びも似ています。
何か疑問に思ったとき、すぐに答えが見つからなくても、ポケットに入れておくことができます。
意外と、全く別分野の先生の講演で答えが得られたりするのです。
わからないとなんだか不安になるのは、人間の性(さが)。
“ポケット術”は、生きやすくしてくれるヒントかもしれません。
「わからない場所でリラックスする。」
とは、本郷綜海さんの言葉だったかな。
ポケットがパンパンになってしまいそうですが、それをまた楽しめると良いですね。
プロフィール
- 薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事
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