超感覚的世界の認識には感覚世界の体験が大切~シュタイナー『いかにして超感覚的世界を認識するか』より

今日は、『いかにして超感覚的世界を認識するか』の読書会でした。

テキストはこちら↓

 

 

2017年3月から始めて約1年、今日、とうとう本文のラスト「生と死-境域の大守護霊」まで終了しました。来月「あとがき」を読んだら、この読書会はいったん終了します。

思えば2年前、シュタイナーの基本的な考え方を学びたいと思って企画したこの勉強会。

 

じっくり1年かけて読んでわかったのは、

「感覚的世界の大切さ。」

 

 

神秘体験よりも、五感で感じること。

シュタイナーが一貫して伝えていたのは、天使や、白い光や、宇宙人に出会うような超自然的な神秘体験に重きを置かず、音を、形を、匂いを、肌触りを、五感で感じて、そこから明かされるものに心を開くこと。

 

そりゃあ私だって、ドラゴンやら天使やらに会ってみたいと思いますですよ。

 

だけど、感覚的世界の中でしか得られない能力や手段がある。

そして、超感覚的世界は、感覚的世界なしには発展しえない。

私たちは、超感覚的世界を発展させるために、感覚的世界に来ている。

 

・・・ということらしいです。

 

トランスパーソナル心理学でも現在は至高体験のみを追い求めることに警鐘を鳴らしているし、ブッダも「光の体験」や「歓喜体験」は「ヴィパサヌーッパキレー(瞑想随煩悩)」であり、とらわれてはならないと言っている。

 

『感覚的な領域の中で必要な能力を発展させた存在が現れたときにはじめて、超感覚的世界もさらに前進する。

そして、そのような存在こそが人間なのである。

人間は霊的存在としての不完全な段階から出発して、その不完全さの中で完全な方向に導かれつつ、高次の世界の中で働くことができるようになろうとしている。』

(ルドルフ・シュタイナー『いかにして超感覚的世界を認識するか』より)

 

超感覚的世界を前進できる存在としての人間なのかな。

以前、このブログのトップページの最後に、

誠に勝手ながら、複雑な自我を持つ人間が「幸せになる力」を取り戻す過程が、宇宙進化の望みであるような気がしているのです。

と、書いていたのですが、超感覚的世界の前進=宇宙進化であるような気がしています。

つらく、悲しい出来事も多いこの世界だからこそ、この考え方が好きです。

2018年9月20日からは『神秘学概論』の読書会を始める予定です。

 

2022年現在のセミナー情報

2022年現在、『神秘学概論』を終えて、『神智学』の読書会を開催しています。

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プロフィール

飯田 みゆき
飯田 みゆき森と魂のセラピスト
薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事