卒業宣言~NPO法人日本森林療法協会の理事を辞任しました。
まさか、本当にこの日が来るとは思っていなかった。
2016年7月31日、NPO法人日本森林療法協会の理事を辞任しました。
ここまでの背景はこちら
⇒森林療法へのいざない
本当にやりたいと思って引き受けた仕事だった。
だから、つらくなってしまったのに、
「辞めたい。」
と言うことができなかった。
いや、
“辞めていい。”
と思うことさえ、自分の中で許されなかった。
しかし、意外にもあっさりこの日はやってきた。
《2007年》
NPO法人発足の準備段階で、縁あって事務局を担当することに・・・。
長野県信濃町での全国大会や、ドイツ・バートウェーリスホーヘンへの視察など、夢にまで見たNPO法人での仕事だった。
《2008年》
森林療法の研修会が始まり、会員も増え、清里での全国大会では70人もの人が集まった。
《2009年》
理事間の意思疎通に不具合が発生し、理事長はじめ、半数の理事が辞任。
混乱のさなか、事務所移転などの行政手続きをした。
必死になんとか手続き完了したが、法務局のお兄さんの前では、本当に泣いてしまった。
《2010年》
新理事長のもと、方向性を森林セルフケアと定め、新たなカリキュラムを作成。
《2011年》
森林セルフケア普及事業として、心機一転、活動を再開。
《2012年》
一見、軌道に乗りかけたように見えたが、私のココロが乗り切らない。
《2013年》
事務局の負担に限界を感じ、理事全員に業務を割り振り、分担。
《2014年》
業務分担したはずなのに、なぜかココロの負担は軽減しない。
あせり、もがく。
《2015年》
森林セルフケアフォーラムを委員会での運営にチャレンジ。
新たな境地を切り開くと同時に、天啓が降りる。
“私が協会を辞める。”
なぜ、気がつかなかったのか。
魂の望みはここにあった。
《2016年》
辞任の意向を伝え、この日を迎える。
~~~
永遠に来ることはないと思われた、森林療法協会事務局からの解放。
本気で決めて、宣言してしまえば、世界が、宇宙が、動き出す。
夢にまで見たNPO法人での仕事。
そして、夢にまで見たNPO法人からの解放。
NPO法人で運営事務を経験させてもらったことは、今の私の大きな財産になっている。
本当に、本当に、ありがとう。
森林セルフケアフォーラムまでは、運営業務を続けます。
本当の卒業まであと2ヵ月。
今しばらく、よろしくお願いいたします。
プロフィール
- 薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事
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