【セミナー報告】富士山静養園リトリート2017.12.2-3
昨年12月に開催した富士山静養園のリトリート⇒自然も自分もまるっと感じるリトリートin富士山静養園
ちょっとした燃え尽き症候群で、レポートを書けずにいました。
その後、冬を超え、春になり、前職の薬局が閉店し、この夏、私も新しい出発をしました。そうしたら、ふと、昨年の報告を書こうという気持ちがムクムクと湧いてきました。
ヒトの心とは、不思議なものです。
まずは、屋外で自然を感じる。
この日は、お天気に恵まれた週末でした。
このワークショップでは、野外、室内、野外での体験を繰り返します。自然を感じて、自分を感じて、そうして生まれた感覚を大切にしてもらいたいと思っています。
ということで、室内で簡単にオリエンテーションをした後、早速屋外に出て、まずは五感を開くワークから。
この五感を感じるワークは、いつ、どんな場所で実施しても、自然の中に入りやすくなる“おまじない”みたいなワークです。
その後、広場までの道を歩きながら、集めた葉っぱでちょっとだけ自然観察。
葉っぱの観察も、いつでもどこでも自然を感じる入り口になるワークです。⇒全力で森で癒される7つのステップ②~葉っぱの観察。
広場に到着したら、そこでグラウンディングのワーク。グラウンディングは部屋の中でも屋外でもできるワークです。身体をしっかり感じることで感覚が研ぎ澄まされ、心の奥深いところが開いていきます。
⇒グラウンディングとは
⇒”自己肯定の時間”~グラウンディングで何かが起きている。
⇒グラウンディングは自分の本質につながること
屋内で自分を感じるワーク
いくら晴れていても、12月の富士宮は冷えます。暖かい屋内に戻って一休みしたら、夕食前に身体を動かすワークをしました。
私たちの感情は身体と密接に関係しています。⇒「幸せになるヒント~身体を感じて感情と仲良くなる。」 冬の屋外でやや緊張した身体が安全な屋内でゆるむと、同時にいろんな感情が湧いていた方もいたようです。
その後は、おいしいお食事、山本竜隆先生のお話、そして夜のお散歩へ。この日は満月の一日前。月明かりが明るくて懐中電灯がいらないくらいでした。
2日目は日の出から朝の散歩へ
2日目は朝6時半起床、車で5分の場所にある日月倶楽部に移動して日の出を待ちます。日月倶楽部からは、目の前に広がる富士山の裾野からの日の出を見ることができます。
日が昇ったら、山本先生の案内で日月倶楽部と富士山静養園の森を散歩。湧き水汲みも、大きなポイントです。
散歩のあとは室内で瞑想タイム。自然を体感した身体で、内側の大いなる世界を感じる時間です。そして朝食後には再び野外に出かけて、いくつかワークを実施しました。
そうしたら、あっという間にお別れの時間です。
お茶を飲みながら感想を伝えあって、皆さん日常の世界へと帰っていかれました。
野外、室内、野外を繰り返すことで、本質につながる。
私たちは、何か特別なアクティビティをしなくても、野外、室内、野外での体験を繰り返すことで、自分の本質へと心が開かれていきます。
自然を体感した身体は、自分本来の魂の願いと繋がりやすくなり、自分にとって本当に大切なものに気づくことができるのです。
私はただ、その場をホールドするのみ。
たった一日だったのに、集まったときとお別れするときと、皆さんの表情が違っていました。
そんな機会を与えてくださった、参加者の皆さま、富士山静養園のスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。
最後に、参加者のTさんからいただいた感想を、ご本人の了解を得て紹介させていただきます。
↓
飯田みゆき様
この度は、大変有意義なセミナーを開催くださりまして、誠に有難うございました。
初めての体験セミナーに選択して良かったです!
月明かりの中での自然を感じる緊張感と心地よさ、太陽のエネルギー、日の出前の刻々と変わる富士の色、落ち葉のクッション、もみに抱かれた岩での休息…どれもが新鮮でした。
どうしても日々は論文読んだり実験したりと、座学になり勝ちですが、今後は積極的にこのようなセミナーに参加しようと決意いたしました。
今後の私の生き方や働き方において、考えさせてくれる機会となりました。
まずは一つずつ出来ることをこなして、自然体を貫いた上で、一人でも多くの方の役に立てる人間に、幸せを分かち合える人間になりたいです。
本当に一泊とは思えない、内容の濃い2日間を有難うございました!!
Tさん、ステキな感想ありがとうございました!!
今年2018年は10/27、28で実施します。
早割価格は9/26までですので、お早目のお申込みをお待ちしています。⇒森林療法☆リトリートin富士山静養園
プロフィール
- 薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事
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