富士山静養園ってこんなところ。

今日は、2018年と2019年に森林療法のリトリートを開催した富士山静養園についてご紹介しましょう。

富士山静養園ってこんなところ

富士山静養園は、アンドルー・ワイル博士の元で統合医療を学んだ山本竜隆先生が開設した施設です。

山本竜隆先生

ワークショップを実施する施設は、富士箱根伊豆国立公園内の自然湧水や自然林に恵まれた約20000坪の敷地内にあります。

富士山静養園入口

宿泊施設の裏からすぐ出かけられます。

施設裏にある池

この道を上がると、

自然林が広がる広場に出ます。

途中には富士山が見えるスポットも。

朝のお散歩で汲むことができる湧き水。

このような、都会の喧騒から離れた環境に身を置くことで、私たちは自然によって生かされている自分を感じ、今までとは違った視点で生きることができるようになります。

 

宿泊施設も、とっても心地よい

宿泊施設は、約200年前の古民家を移築した建物です。

趣ある施設内

ここで室内ワークをします。

ゆっくりできる中二階

自然を感じることができるお食事は、とても丁寧に調理されていて、お肉をほとんど使っていないのに、とても満たされた気持ちになります。

 

地域医療にも参画している山本先生は、とってもスゴイ方なのに、とっても気さく。

ワークショップでは夕食後に山本先生からもお話していただく時間をとりました。

こんな富士山静養園、大自然に囲まれたひとときを過ごしたい方にオススメです。

 

※ワークショップを開催することになった経緯
【告知】富士山静養園でWS開催します。

 

森の癒し・森林療法とは

私が2016年まで理事をしていたNPO法人日本森林療法協会では、森林療法を『健康のために森林を活用すること』と定義しています。

森林の活用には、林業から、登山、染色やクラフトまで、様々な活動があります。

 

健康のためにできることは、食事・運動・休養をはじめ、ボディマッサージやハーブ・アロマまで、いろいろあります。

 

この両者が重なり合う部分が森林療法だと考えています。

だから、「療法」としての目的は、「健康」です。

健康には、病気の治療だけでなく、健康増進、福祉・療育の分野も含まれるでしょう。

 

WHOの定義での肉体的、精神的、社会的に満たされた状態といえます。

WHO(世界保健機関)の健康の定義

Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.

健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)

公益社団法人 日本WHO協会HPより

 

森での時間は「大いなるもの」とつながる時間

森での時間は、季節と共に移ろいゆく生命の営みの中に自分自身も存在することを思い出させてくれます。

このとき、私たちは自分を超えた『大いなるもの』とつながる感覚があるのではないでしょうか。

それは、ビッグバンを起こして宇宙を作り出し、地球上に生命を作り出し、今、ワタシを動かしている、創造主のような存在とつながる感覚。

 

人類は、500万年にわたる歴史の中で99.99%以上を自然環境の中で生きてきました。遺伝子に刻まれた大自然への信頼の記憶が、『大いなるもの』とつながる安心感によって癒されるのだと思います。

 

 

森で安心感に包まれたら、「心の癒し」の扉は自然と開かれていきます。

 

 

あとは、勇気をもってその扉の先へ踏み出していきましょう。

そこには宇宙の進化である、「魂の癒し」が待っています。

 

 

プロフィール

飯田 みゆき
飯田 みゆき森と魂のセラピスト
薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事

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