カラダを感じると、答えがやってくる。
この季節は湿度も少なく、本当に過ごしやすい季節ですね。
今年のGWはまったりと地元で過ごします。
去年もまったりと、昔を振り返ったりしていました。
さて、今年のGWのテーマは「カラダを感じよう。」です。
この週末は、2日連続でジムに行ってきました。
私は、小さいときから身体が小さく、足も遅く、運動が苦手でした。
鬼ごっこでも、ドッチボールでも、楽しかった経験はほとんど記憶にありません。
私のカラダは、思い通りにならない面倒な物体だと思っていました。
ところが、2013年に参加した瞑想会で「カラダは私を愛している」というメッセージを感じて、号泣したことがありました。
ずっと昔、小学生の時からの忘れ物だった、「カラダとのつきあい」。
そろそろ本格的に老化が始まっているので、今年のテーマのひとつが、カラダ改造計画です。
特に、体幹を鍛えたいと思っています。
なんとなく、カラダの奥底から、私を呼ぶ声が聞こえる気がするんです。
カラダを感じることは、グラウンディングにもなります。
すべての細胞に、私の意識が入ったら、もっと今の自分を生きられるような気がしています。
昨日は、とてもわかりやすい経験をしました。
ゴールデンウィーク、祝日に挟まれた平日の5月2日、私は薬局勤務でした。
この日は、通常の2倍以上の処方箋を受け付けて、頭がいっぱいいっぱい。
自宅に帰ってから、ブログを書こうとしましたが、何も出てきません。
そのうちに気持ち悪くなってしまい、寝てしまいました。
次の日、ジムでカラダを動かしていると、だんだん頭がクリアになってきました。
そして、いろいろ考えずに、感じたことをブログに書こうと、吹っ切ることが出来ました。
処方箋調剤は、自分以外の環境に意識を向ける仕事です。
目の前の処方箋と薬と、目の前の患者さん。
他のスタッフの動きと自分の動きを連動させ、最速に、正確に作業する。
さらに、薬の在庫はあるか、今日の分は足りるのか、患者さんは今何分待ちか、席を外している患者さんは誰か。
などなど。
どんな仕事であれ、仕事とは自分以外の環境に意識を向けるものです。
自分は、とにかく後回し。
その状態でブログを書こうとしても、頭とカラダがつながらず、気持ち悪くなってしまったようです。
ジムでクロストレーナーをする時は、テレビや音楽は視聴せず、ひちすらカラダに集中します。
右足と左足の違い、腰から肩にかけての動き、右腕と左腕の違い。
そうやって、カラダに意識をしていると、徐々にココロにも意識が繋がってきます。
☆
自然の中で心が開くのは、カラダを感じることが出来るからだと思います。
自然の刺激は五感を通してやってきます。
目の染みる新緑、心地よい風、鳥の声。
自然を歩いている時に、ふと、答えがやってくるのは、そういうことなのではなのかもしれません。
プロフィール

- 森と魂のセラピスト
- 薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事
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