「自分とのつながりと森林セルフケア」森林セルフケアフォーラム2016発表内容

2016年10月10日、NPO法人日本森林療法協会森林セルフケアフォーラム2016 の、20分プレゼンテーションで発表しました。

今、自分が感じていることを形にしたものでしたが、私が思いを届けたい人々は、《図4》の縦軸方向に願いのある人々だと気づきましたので、ブログでも記録しておきます。

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「自分とのつながりと森林セルフケア」

NPO法人日本森林療法協会では、森林療法を『健康のために森林を活用すること』と定義しています。

すなわち、森林での活動と、健康のための活動(セルフケア)が重なり合う分野が森林療法であると考えられます。

参考⇒「森林療法とは

そこで今回、森林セルフケア活動をこの2軸の深さから分類することを考案しました。

森林活動の深さには、例えば、「ただ、いる」→「五感で感じる」→「森林生態系を学ぶ」→「自然と一体化した生活をする」などが考えられます。もちろん、人によってこの流れはそれぞれだと思います。

一方、セルフケアの深さとしてはどんな段階が考えられるでしょうか。

 

こちらも人によってそれぞれだとは思いますが、一つの提案として「自分とのつながり」を考えています。なぜならセルフケアには、自分と深くつながることが重要だと思うからです。

 

「自分とのつながり」の尺度として、マズローの欲求段階説や、トランスパーソナル心理学の心(意識)の三つの水準で考えてみるのはいかがでしょうか。

 

マズローの欲求5段階のうち、最初の4つを「欠乏欲求」としてまとめることもあります。マズローは晩年に第6段階目として「自己超越の欲求」を発表し、これがトランスパーソナル心理学の源流になっています。

これをセルフケア度として縦軸にとり、森林活動の深さを横軸にとって、4分割してみると、森林セルフケア活動を以下のように分類することはできないでしょうか。

これは、あくまでも私の個人的私見ですので、異論はあると思います。

 

しかし、森林療法は自然との関わりの深さだけでなく、自己超越を求める「魂」とのつながりの深さにも大きく関わってくると思うのです。

 

先日、自分が思いを届けたい人々は、”もっと自分を好きになりたい”人々だと気づきました。

これは、《図4》の縦軸方向に願いのある人々だと、改めて思ったのです。

 

そう。

 

《図4》の縦軸は、「自分を好きになっている度」とも、考えられますね。

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プロフィール

飯田 みゆき
飯田 みゆき森と魂のセラピスト
薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事