愛と光でこの世界を生きる③自分に専念する
こちらのつづきです。
宇宙が進化していて、意識を拡大するために豊かな内面生活を持つ繊細なひとが貢献できることはわかった。
では、どうやったら貢献できるのだろうか。
その前に、幸せになりたいじゃないか。
どうしたら愛と光を生かして幸せになれるのだろうか。
※前提:あらゆることは愛と光を教えるために起きている。(目的論)
何をしたら良いかを考える前に、大前提として「あらゆることは愛と光を教えるために起きている」と考えてほしいのです。
どんなに理不尽で辛いことであっても、宇宙が意識の拡大、成長をするために、あなたの経験を起こしていると考えることは可能でしょうか。
これは、感情ではなかなか理解できないかもしれません。
信じられなくてもいいんです。
そこに、何か愛と光で生きていくヒミツが隠れているのなら「取り入れて みようではないか ホトトギス」という気持ちで取り入れてほしいのです。
ただし、ご自身の最も深いところに響くかどうかを一番大切にしてください。
もし響かないようであれば、このページを閉じて、別の方法を探すことをお勧めします。
自分に専念する
愛と光でこの世界を生きるために、まずは、自分自身に専念しましょう。
それは、自分を大切に扱い、本当の自分を知ることです。
本当の自分? 知っているよ!!
と思うかもしれませんが、意外とそうでもないのです。
私たちは、本当の自分の気持ちを置き去りにして、他の人の期待や社会的にこうあらねばらないという信念などを大切にして毎日を過ごしています。
あなたの本当は何を感じているのでしょう。
本当は何が食べたいですか?
本当はどこへ行きたいですか?
本当はどんな仕事をしたいですか?
私たちは地球に生まれるとき、ひとりひとり違う肉体を持ち、ひとりひとり違う体験をすることを決意しました。
あなたは、お母さんともお友達とも違う存在です。
あなたが感じていることと、他の人が感じていることは違って良いのです。(もちろん、一緒でもよいです。)
自分が他者と違うかけがえのない存在であると認識することは、プレパーソナルからパーソナルへの道。
まずは他人軸から自分軸へ、自分の価値を自分で与えていくことが、愛と光で生きていく第一歩です。
カラダを感じて自分に専念する
では、どうすれば自分の本当の気持ちを感じられるのでしょうか。
現代人は思考を使うことが多く、自分の感情を感じられなくなっている人も少なくありません。
そんなときは、身体を感じることをお勧めします。感情は、思考よりも身体と深くつながっています。
ヨガでも太極拳でも、アロマセラピーでも整体でも良いです。
大切なのは、何が正しいかではなく、何が自分を心地よくするのかに耳を澄ますことです。
カラダをしっかり感じることは、自分に専念するひとつの方法です。
五感を感じて自分に専念する
自分に専念するもうひとつの方法は、五感を使って世界を感じることです。
私たちは地球上で肉体を持ち、他の人と関わり合いながら生きています。
肉体で世界を感じる入り口が、視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚の五感です。これらは肉体の器官を使うため、肉体としっかり結びつくことで、地球に生まれた喜びを感じることができます。
森の中、ハーブティ、アロマセラピーなどで、心地よい五感の刺激を楽しんでみましょう。
今、ここにいる自分をはっきりと感じられれば、本当の自分を感じることに近付いていきます。
それは、癒しの第一ステップ、生物としての癒しにつながります。
問いかけて自分に専念する
五感からは、心地よい刺激だけではなく、くさい匂い、うるさい音など、心地よくない刺激も入ってきます。他の人の言葉や態度などで傷つくこともあります。
そういう時に、どうするのか。
私がお勧めするのは、「すべての経験は愛と力を私に教えるために起きている」という前提で、自分に問いかけることです。
「私はなぜ、この経験をすることを選んでいるのだろう。」
「私は本当は何を経験したいのだろう。」
「私に喜びをもたらすものはなんだろう」
自分自身の最も奥深いところでは、この問いの答えは用意されています。
ですが、これは上級編の問いかけで、初めはなかなか答えを得ることが出来ないかもしれません。
自分の最も深いところにつながるには、やはり瞑想がお勧めです。今はマインドフルネスとか禅とか、いろんな手法がありますので、一番好きな方法を選んでください。
静かに座って、五感の刺激をひとつひとつ感じつつ、徐々に心の内側に心を開いていきましょう。
慣れてきたら、徐々に心に問いかけていくと良いと思います。
なかなか瞑想できないという声も聞きますが、それはとってもフツウのこと。
現代の私たちは、瞑想する習慣なんてないですから。両親も学校の先生にもに瞑想の方法なんて教わっていないですから。
ひとりで難しければ、瞑想会に出席したり、誘導瞑想のCDを聞いたり、いろいろな方法があります。ご自身に問いかけて、好きだなと思う方法を取り入れてください。
あとは、慣れるために続けることです。
大切なのは、筋トレです。
他人が気になるようなら、次のステップへ
自分に専念しようと思うのに、他人に邪魔されるんです。
そういうときは、人間関係に愛と光をもたらすときです。
つづく
プロフィール
- 薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事
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