いざ、鉱物の世界へ
早稲田大学オープンカレッジでは、今週から「やさしい鉱物学」も受講しています。
しばらく前から気になっていた鉱物の世界。
スピリチュアル界の人々は、みんな石が大好き。
でも、私は、どうしても生き物の世界ほどピンと来ていなかったので、まずは、科学的観点からの講座を受けることにしました。
地学専門の先生の講義は、鉱物の定義から始まります。
鉱物の基本的要素は、
1.一定の化学組成(←どの元素がどんな割合で入っているか。)
2.一定の結晶構造(←規則的な原子の並び方)
3.地質学的な過程を経てつくられた。
へぇ~。
なるほど、鉱物とはそういうものだったのか・・・と、いきなりスッキリ。
同じ元素からできていても、原子の並び方が違うと、違う名前をつける。それを「種(しゅ)」と呼ぶのだそうだ。
生物の世界と一緒じゃ~ん、と思ったら、生物と違って学名はないとのこと。
宝石界、地学界で違う名前で呼んでいたりして、それはそれで大変そうだ。
それよりも・・・、ですね。
定義の中で大切なのは、3.地質学的な過程を経て作られていること。
真珠やサンゴは生物由来だから、鉱物にはならない。
一方琥珀は、古代の樹脂が地中に埋もれて化石化したものだから、鉱物。
地球のなせる技で生まれたものが、鉱物なんだそうだ。
火山とか、マントルとか、地球の動きと変化の中で生まれて、変化する鉱物。
もし地球に魂があったとしたら、地球が、自身の歴史の中で育んで生み出している鉱物。
鉱物は、地球の時間とともに結晶構造や化学組成を変化をさせていく。
地球のほとんどは鉱物でできていて、生物なんてゴミみたいなものだって。
そりゃそうだわな。
うむむ。いきなり面白い。
共有結合でできた分子とは違う、結晶という新たな世界。
いわゆる「合意された現実」での鉱物を知ることで、それぞれの鉱物のスピリットを、私の中に育んでいけたらいいなあ。
イイダミユキ、ついに鉱物界に参入。
鉱物からメッセージをもらえるようになる日も近い。(きっと)
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テキストと私。
裏表紙に注目。「鉱物の魅力に目と心をときめかそう」ですぜ。
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プロフィール
- 薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事
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