もし友人が妖精だったとしたら…

10年以上も前、一緒に遊んでいた友人がいました。

その人は、会社に勤めながらも休日は自分ライフをMAXに楽しんでいた人でした。

私にも「あなたはそのままで面白いよ。そのままでいいよ。」と言ってくれて、成長しなきゃ!と焦っていた私の心はストレートに揺さぶられました。

ある日、…と言ってもその前にいろいろあって、友人は私の前からいなくなりました。「もう、会いたくない。」というメールを最後に、本当に二度と会っていません。

最近、その頃の日記を読む機会がありました。胸が詰まって、痛くて、私の中でまだ終わっていないことがわかりました。

私の人生の中でその友人が存在した意味は何だったんだろう?…と、もう一度当時を俯瞰してみたら「エレメンタル」という言葉が浮かびました。多分、どこかのセミナーか本で知った言葉です。

調べてみたら、「精霊」とか「妖精」という意味があるらしい。

そうか、もし友人が妖精だったとしたら…。

 

友人は、私に「そのままで愛される存在であること、そのままの自分を愛すること」を教えに現れた妖精だった。役割が終わったから、次の場所に行った。ただそれだけのことだったとしたら…。

そう考えたら、とても胸が温かくなりました。

なぜ?どうして?

あの時どうしたら良かったの?

という答えのない質問で自分と友人を問い詰めていた心が、ヒラリンと軽くなりました。

友人は妖精だったのだから、あれこれ人間界のルールで問い詰めても仕方ない。

こういう考え方をバカじゃないか?とみることもできるでしょう。

ただ、私は自分の心が軽くなったことを大切にしたい。

私は、この考え方を選ぶことにしました。なぜなら、温かい気持ちで過ごしたいから。

ただそれだけ。

瞑想を始めてからやってきた不思議想念のお話でした。

 

 

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プロフィール

飯田 みゆき
飯田 みゆき森と魂のセラピスト
薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事