春の妖精、ショウジョウバカマのホンネ

昨日の、仙台・台原森林公園での
NPO法人日本森林療法協会森林セルフケア講座

いつもは4月に開催しているところ、今年は5月の開催です。

ひと月違うと、植物の様子も変化します。

去年満開だったショウジョウバカマ。

 

 

今年はこんな感じに種をつけていました。

 

 

 

 

ショウジョウバカマは、種子だけでなく、栄養繁殖でクローンを作るそうです。

講座のサポートスタッフさんが教えてくれました。

葉っぱの先から新芽が出ているのが見えますね。

 

新芽はしっかり地面に根も張っています。

 

こうして、種を作らなくても、同じ遺伝子を持つ新しい個体をどんどん作っていくのですね。

 

スプリングエフェメラル(春の妖精)とも呼ばれるショウジョウバカマ。

エフェメラル(ephemeral)とは、

「つかの間の、はかない、
一日の命の、一日限りの、短命な」

などの意味を持つ形容詞です。

 

 

ショウジョウバカマの繁殖は、「はかない」というより、「粘り強さ」を感じます。

 

 

春の林床を彩るショウジョウバカマ。

 

 

 

粘り強く生き抜く植物たちのスピリットを感じました。

 

昨日のセミナー報告はこちら

新緑がまぶしい~仙台森林セルフケア講座

 

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プロフィール

飯田 みゆき
飯田 みゆき森と魂のセラピスト
薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事