植物化学科最終回〜エビデンスもスピリットも魂の輝き。

今日は、ニールズヤードレメデイーズ JAMHAハーバルプラクティショナーコースの最終日でした。

この日には、論文発表をしてもらいます。

 

“論文”といっても、自分の興味ある内容を調べてまとめて発表する、というものです。

 

今回の受講生はお二人。

 

どちらも、個性豊かな発表となりました。

 

 

一人の方は、もっと、もっと、さらに高みへ科学的根拠の探究を望み、

もう一人の方は、感覚的にハーブをとらえる。

 

 

どちらも間違いではありません。

 

 

 

ただ、感覚タイプの方には植物化学は苦労したようで、調べてきたハーブについて論理的に説明しようとする姿は、とても苦しそうでした。

 

発表の最後にゲーテの詩が紹介されていたので、ふと、思いつきで、ハーブをイメージしながらの詩の朗読をお願いしました。

とても力強く、魂に触れる朗読でした。

青春時代に音楽と共に過ごしたとのことで、思いを声に乗せるその姿はとても美しいものでした。

 

それこそが、その方が伝えたかったハーブのスピリット。

理論や理屈ではなかったのです。

 

“みんなちがって、みんないい。”

 

と、簡単に言うけれど、それって実は難しい。

 

原著論文まで遡ってエビデンスの確認に喜びを感じる魂もあれば、スピリットの表現に喜びを感じる魂もある。

どちらの魂も輝いている。

 

 

一見、両極に位置するお二人と一緒に学べたことは、私にとっても大きな学びでした。

これで、ハーバルプラクテイショナーコースはひと区切りです。

お二人、ありがとうございました。

 

そして、次の回、新たな出会いをお待ちしています。

 

次回は、7/12~の水曜コースを担当します。

ニールズヤードレメデイーズ・ハーバルプラクティショナーコース

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プロフィール

飯田 みゆき
飯田 みゆき森と魂のセラピスト
薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事