メディカルハーブ講師実績

NPO法人日本メディカルハーブ協会(JAMHA)

2008~2014 学術委員会所属
2010~2014 和のハーブモノグラフ作成

《JAMHA認定校講師》

ハーバルセラピスト

2006~2007 ニールズヤードレメディーズ
2010~2011 グリーンフラスコ
2014~2015 赤坂溜池クリニック/ホリスティックヘルス情報室

シニアハーバルセラピスト(旧植物療法科)&ハーバルプラクティショナー(旧植物化学科)

2006~2011 グリーンフラスコ

2013~ ニールズヤードレメディーズ
エビデンスもスピリットも魂の輝き。

2014  ベリーエンタープライズ

 

ホリスティックハーバルセラピスト(森林療法、生化学担当)

2007~ 生活の木
2014~ 赤坂溜池クリニック/ホリスティックヘルス情報室
2018~ eラーニングコース講師(生化学)

ソフィアフィトセラピーカレッジ

2012~ 研究科「植物の知恵」「カラダの知恵」担当
2012.10⇒2012.10 のつぶやき
2013.1⇒終了後のつぶやき
2016.2⇒植物療法は心地よさのセンサーを鍛える
2018.4 ⇒「植物の知恵」終わりました。
2018.4 ⇒【お客様の声】本日はフラボノイドの実験をしました

 

生活の木

2009~2012 日本のハーブに関する講座

 

ニールズヤードレメディーズ

2013~2014 ハーバリストのためのやさしい化学
2013 パートナーシップ講師研修会 講師
終了後のつぶやき

 

【野口アカデミー】

2009、2011ハーバリストのためのハーブの化学
第二回の様子
第三回「化学の基礎」の様子
第五回「タンニン」の様子
第七回「配糖体」の様子

2010 ハーバリストのための解剖生理学
最終回の様子

2012 ハーバリストのための病態生理学

2014 『ファーマシューティカルアロマセラピー&メディカルハーブ』を読む会

 

赤坂溜池クリニック/ホリスティックヘルス情報室

2015 ハートで感じる植物化学
2015.8 受講生さんの感想

 

公益社団法人 アロマ環境協会

2006~2007 環境委員会所属

2006 第9回アロマテラピーシンポジウム2006 講演
『アロマ環境を考える–ヒトと環境と社会をつなぐ試み』
演題「癒しの環境としてのアロマ環境」

2007 ホリスティック医学シンポジウム2007年
『HOLISTIC JAPAN 2007つながりの医療の創造へ
食農・環境・教育とのコラボレーション』
アロマ環境協会代表演者として発表

 

【NPO法人ホリスティック医学協会】

2009~関東フォーラム委員会『植物療法ネットワーク』森林療法担当

2010.6 下見の様子八ヶ岳倶楽部
2011.7 主の木と会った後のつぶやき
2011.7 植樹祭終了後のつぶやき
⇒2011.9 植樹のその後
2011.10 イベント終了後のつぶやき
⇒2011.10 清里の夕暮れ
⇒2011.11 自分を癒すために生まれてきた
⇒2012.7 ヒトは言葉をもつことでスピリットを発見できる
⇒2013.2 みずがめ座の時代は対話の時代?
⇒2016.2 森林はシャドーと向き合う勇気をくれる

2017 植物療法ネットワーク『森林療法のエビデンス』発表

2018~

 

日本ハーブ療法研究会

2023.12.2 第9回学術集会
ハーバルセラピストの活動報告発表「心理療法でのハーブ活用の可能性」

【要旨】

植物療法が「植物を健康に活用すること」とすると、心理療法は「心理を健康に活用すること」と言えるでしょう。心理療法の定義はさまざまですので、ここではわかりやすくこの定義で進めさせていただきます。心理とは身のまわりの情報を処理する心の働きです。心理療法では対話などを通してこの情報処理過程を健全にし、心の健康を目指します。

心理療法にハーブを活用しようとする場合、神経系に作用する植物化学成分が考慮されると思いますが、ここではハーブ総論としての可能性を探ってみたいと思います。

まず、ハーブには味・香り・化学成分を合わせた総体効果としてリラックスを誘引し、心の蓋をゆるめる効果があると考えます。私たちは安全だと感じられないとき、怒り・悲しみ・妬みなどの否定的な感情に蓋をして拒絶・排除・抑圧する傾向があります。その場合目の前の体験を「なかったことにする」など情報処理過程が不健全になります。ハーブ活用による心身のリラックスは、安全を感じて「今、ここ」の体験に開かれる可能性を持っています。蓋をしていた感情をしっかり感じることで健全な情報処理が行われ、この世での体験をより深く、より広く自分のものとして抱擁できるようになり、心は健康へと向かう可能性があります。

もう一つ、ハーブの持つ五感への刺激が自己理解を助ける可能性が考えられます。心の情報処理過程が不健全なとき、自分の感覚よりも正しいとされる評価や他者の考えを優先することがあります。ハーブには色・味・香りがあり、好き・嫌いなどの自分の感覚、感情を探り、明確化しやすい特徴があります。「自分はこんな風に感じている。」という自己理解は健全な情報処理の第一段階です。自己の感覚を信頼することは自分の存在への信頼にもつながり、心の健康への第一歩にもなり得ます。ハーブには、心の情報処理をわかりやすくすることで自己理解を助け、心理療法を支える可能性もあると考えます。

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プロフィール

飯田 みゆき
飯田 みゆき森と魂のセラピスト
薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事