心理カウンセラー応募体験記

2019.4.8 ハリネズミカフェにて

 

この冬、心理カウンセラーの仕事に応募しました。

昨年3月に前職が閉店してから、ずいぶん迷い道に入っていました。

でも、やっぱり感じるのは、心&魂の世界を探究していきたいという思い。

そうは言っても、なかなか暮らしていけるようにはなりません。

 

そんなとき、ふと、横切りました。

「心理カウンセラーとして仕事をして、現場経験を積みたい。」

 

ところが、そんな簡単には見つかりません。

心理カウンセラーの募集では、ほとんどが「臨床心理士、産業カウンセラー、精神保健福祉士」などの資格が必須だからです。諦めかけながらも転職サイトをスクロールし続けること数時間、ついに見つけました。

 

『心理カウンセラー募集、未経験OK、資格あるひと優遇』

 

つまり、資格がなくても募集できるのです。

 

①応募ボタンを押すまでの葛藤

応募したい、でも「何の資格もない人間からアホな応募が来た」と思われたらどうしよう。

逡巡すること1週間。応募フォームを書き終えたあと、送信ボタンを前に1時間瞑想しました。

 

なぜ、この募集に応募したいのか。

なぜ、こんなに応募することがこわいのか。

 

「資格もないのに、心理カウンセラーをやりたいなんて、コイツ、アホじゃないか。」と思われる不安。

ハートに愛と光を招いて、その不安の本質を探ります。

 

それは、「自分を認めてもらいたい」という気持ち。

もし、却下されたら、世界から否定されたかのような大きな不安。

 

でも、それ、本当でしょうか。

見知らぬ人事部のひと一人にお断りされることが、世界すべてからの否定にはつながりません。

 

そして、なぜ、私が応募したいのか。

 

経験がないことは知っている。だから、経験を積みたい。

それは、そんなに悪いこと?

 

ただ、自分の本当の気持ちを表現するだけのこと。

 

そう。

私は、愛を送りたいだけなのだ。

 

私の奥底から湧き出てくる、心の世界と向き合いたいという気持ち。

ただ、その気持ちを形として表現するだけのこと。

 

犯罪をするわけじゃない。

詐欺をするわけじゃない。

 

ただ、愛の存在として、自分の魂の願いを表現するだけのこと。

ハートから、見知らぬ人事の相手へのハートに愛を送る。

 

あなたからの愛は求めていない。

私は、私の愛を表現する。

 

ハートからハートへ、愛と光をおくるイメージ。

波紋のように、相手のハートに愛が広がっていく。

でも、それはただ広がるだけで、あなたからの好意的な返事も期待しない。

 

ハートから広がる波紋を感じながら、瞑想終了。

指先からも波紋が出ていることを感じながら、送信ボタンをクリック。

私は、私の愛を表現したよ。

 

②履歴書送付

送信ボタンを押してから1週間、ウンともスンとも返事がない日々が続きました。

そうだよね。なんの資格もない人間が応募してきても、返信なんかしないよね。

ちょっと残念な気持ちと、それでも愛を送った自分を祝福して、次なる作戦を考える日々でした。

 

すると、10日後、1通のメール。

「書類審査をするので、履歴書を送ってください。」

 

おお~!!

「資格はありません。」と書いたにも拘わらず、書類審査をしてくれると言う。

 

これは、脈ありかもしれない。

予感を信じて、まる一日図書館にこもって履歴書を書きました。

ネット検索すると、今のご時世、職務経歴書というものも書くらしい。

 

ふむふむ。

自分の経歴についてわかりやすく、表現するにはどうしたら良いだろう。

 

よし。前職の漢方相談も「漢方カウンセリング相談」と書き、カウンセリング経験に含めてしまおう。

 

わかりやすく。

わかりやすく。

まる一日、ときには図書館をウロウロ歩き回りながら、いかにしたら自分をアピールできるを練りに練りました。

 

結局、通常の「職歴」のほかに「その他の職歴」としてメディカルハーブ講師やNPO法人森林療法協会事務局経験を書き、さらに「自己PR」欄に自分の思いを書き、職務経歴書は添付しないことにしました。

まる1日かけて自分と向き合い、我ながら完璧な履歴書が完成。

 

満足。

そして、再び瞑想。

 

私は、この履歴書に愛と光をこめて、投函します。

全身に愛と光を感じながら、ポストに行き、投函。

 

私は、ただ私の愛を表現しただけ。

なんともすっきりした気持ちになり、書類審査を待つことになりました。

2019.3.24 大磯にて

 

③面接編

土曜日に履歴書をポストに投函したので、届くのは週明け。

私はただ愛の存在でいるだけ。

そのまま、週明けまで過ごしました。

そして週明け月曜日の夕方、ポツンとメールが届きました。

 

「面接日程のお知らせ」

 

なぜか、驚きませんでした。

私の思いを書ききった履歴書。

私の経歴に興味を持ってもらえたのだと思いました。

 

面接の日程が決まってからが、ドキドキの日々でした。

何を聞かれるのだろう?

私の経歴のどこに興味を持ってもらえたのだろう。

自己紹介、経歴紹介、応募動機。

 

漢方について詳しく聞かれるかもしれない。

心理と精神医学について聞かれるかもしれない。

薬剤師なので、薬の知識を確認されるかもしれない。

 

再び図書館で気になることを本で確認しながら、シュミレーションの1週間。

心理学入門、精神医学と心理学の違いなどを調べながら、シュミレーション。

日程が近づくにつれて、「このまま時が止まってほしい」と感じている自分を感じました。

 

今なら、結果が良い結果が出ることを想像することができる。

だけど、時が進んでしまえば、結果が出てしまう。

 

結果が出るのが怖かった。

どんなに瞑想しても、愛と光を感じても、襲ってくる恐れ。

得体のしれない恐れを脇に抱えて、面接に臨みました。

 

今思えば、その恐れは、自分の望む未来を得られない恐れであり、望む未来に対する執着でもあったと思います。

面接の結果は不採用。

 

面接では、開口一番に「心理カウンセリングの経験はないんですよね。」との一言。

それがすべてでした。

 

私の経歴に興味はなかったようで、なぜ面接をしていただけたのかは、全くの謎です。

しかし私にとっては、面接官のカウンセリングへの思いを30分も聞くことができたのは、とても有意義な時間となりました。。

私は、魂やスピリットと関係しない『心理学』の世界がこの地球上に存在することを、改めて認識することができたのです。

 

これこそが、宇宙が用意した時間だったのだと感じます。

結果、通信制大学心理学科入学につながったのですから。

 

2019.4.21 水元公園

~心理カウンセラー応募体験記《完》~

プロフィール

飯田 みゆき
飯田 みゆき森と魂のセラピスト
薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事

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