丹田は腸内細菌がいるところ? ハイアーセルフの声は腸内細菌の声?

今日は腸内細菌を感じる瞑想会でした。

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見えないものを感じてみよう。

私たちの体に存在する細菌は、腸内細菌だけで100兆個、皮膚にいる細菌も入れると、さらに10倍になるそうです。

ヒトの細胞が約30~40兆個なので、住み着いている細菌の方が、多いんですね~。

 

で、私の手をじっと見つめてみましたが、シワが見えるだけです。

 

しかし、この表面にも、多くの細菌が住んでいるんですね。

ヒトの免疫系は、なぜこれだけ多くの微生物の侵入を許しているのだろうか。

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より

 

もし、有害なだけであれば、進化の過程でなくなっていてもおかしくありません。

 

 

今でも私たちは、細菌と共に生きています。

いや、細菌世界の一部で生きています。

 

 

目に見える世界なんて、ホンの一部。

目に見えなくても、知識で感じることができるのが、ヒトの能力です。

腸内細菌について学んだ後、腸内細菌を感じてみるのが腸内細菌を感じる瞑想会です。

 

新しいホラー映画『心を操る微生物』

第一回のお題は『心を操る微生物』。

腸内細菌が変化すると、自閉症を発症したり、幻覚や事故を起こしやすくなる場合もあるとのこと。

 

また、マウスの腸内細菌を入れ替えることで、慎重なマウスが冒険好きになったり、逆に冒険好きなマウスが慎重になったりする研究まであるんです。

 

 

なんだか、ちょっとしたホラー映画を感じさせます。

 

恐るべし、腸内細菌。

 

アレルギーを制御して同居する腸内細菌

第二回は『アレルギーと腸内細菌』のお話でした。

 

 

アレルギーを語る上で欠かすことのできないのが制御性(せいぎょせい)T細胞。wikipedia制御性T細胞

がんばりすぎる免疫細胞たちをなだめる役割です。

 

JAMHA(日本メディカルハーブ協会)で学ぶサプレッサー(抑制性)T細胞と厳密に言うと違いますが、まぁ、似たような役割をする免疫細胞です。

制御性T細胞は何をつたえているか

何故今制御性T細胞なのか

 

で、その制御性T細胞の数や効力をコントロールしているのが、われらが腸内細菌!!

 

なぜなら、自分が腸内に住み着くためには、制御性T細胞と仲良くする必要があるからです。

アレルギーでは、この制御性T細胞がうまく働いていないので、免疫系が暴走してしまうんですね。

 

 

腸内細菌は私の免疫細胞と仲良くして、住み込んでいます。

そして、神経伝達物質もどきを作り、

 

内臓に張り巡らされている迷走神経(めいそうしんけい)を介して脳に刺激を与えるそうです。

 

腸内細菌がいるのが、丹田?

さて、しっかりお勉強したあとは、腸内細菌を感じながらの瞑想タイム。

その後、参加者さんのお一人が閃きました。

「丹田は腸内細菌がいる場所なのでは?」

 

なるほど~!!

丹田とは、の田んぼ。

簡単に言うとエネルギーの貯蔵庫です。

 

おへその少し下くらいに位置していると言われています。

wikipedia「丹田」
ハラ・丹田のパワー

 

私は学生時代に弓道をしていましたが、丹田をしっかり意識すると矢が当たると言われていました。


 

丹田を意識することは、腸内細菌を意識すること。

腹を温めるのは、腸内細菌を温めること。

ハラを決めると物事が進んでいくのは、腸内細菌がGOと言っているから。

 

そう考えると、人々は遥か昔から腸内細菌の声を聴いていたのかもしれません。

ああ、なんて深いんでしょう、腸内細菌!!

 

 

ハイアーセルフの声は腸内細菌の声?

最近、お腹の調子が悪くなるとリンゴを食べて、牛乳を飲みたくなります。バナナやオレンジではだめで、豆乳でもだめなのです。

リンゴを食べて、牛乳を飲むと、お腹が落ち着くのです。

もう、理由なんかわかりません。

 

昨日のブログでカラダの奥底から私を呼ぶ声が聞こえると書きましたが、私を呼んでいるのは、実は、腸内細菌の声だったのかもしれません。

自分の内側から聞こえる声が、ハイヤーセルフの声だと思っていたら、実は腸内細菌の声だったとしたら・・・。

 

腸内細菌が「演劇やりたい!!」と言っていたとしたら・・・・・。

一体、ワタシって、だれなんだ??

 

学べば学ぶほど、私という存在は腸内細菌たちを含んで「ワタシ」なのだと感じます。

 

だから、遺伝子がすべてわかったとしても、それが私のすべてではないのです。

 

これは、ただのホラー映画ではありません。

私という宇宙が、ここに存在しているのです。

 

ね。

 

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プロフィール

飯田 みゆき
飯田 みゆき森と魂のセラピスト
薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事