抗生物質は微生物のコミュケーション手段かもしれない?
今週木曜日は、ニールズヤードレメデイーズで、JAMHAハーバルプラクティショナーコースです。
お題は『微生物が生み出す医薬品』。
ぶっちゃけ、ほぼ抗生物質のお話です。
『なぜ、ハーブのスクールで抗生物質を学ぶのか?』という命題はJAMHAさんにお任せして、私は粛々と抗生物質の世界に思いを馳せて、準備をしています。
☆
2015年1月、NHKのサイエンスゼロという番組で放線菌が特集されたことがありました。
放線菌は、抗生物質をたくさん作る細菌さんたちです。
この番組で、
“抗生物質は微生物間のコミュニケーション手段かもしれない。”
という話を聞いて、ずっと気になっていました。
良い機会なのでググってみたら、2009年、Sceiceという科学雑誌に論文が掲載されていました。
『Antibiotics in Nature: Beyond Biological Warfare』
ネットではSummary(要約)しか読めないのですが、私の脳ミソでさらに要約してみました。
『過去15年の研究で、微生物は、自然界の中ではコミュニケーションや彼ら自身の代謝に抗生物質を使っていることを確信した。』
(私の適当な訳ですので、重大な間違いがあったら指摘してただけると嬉しいです。)
☆
抗生物質は、西洋医学の世界では奇跡のクスリ。
代替医療の世界では悪魔のクスリ。
微生物の世界では、ただのコミュニケーション手段かもしれない。
フラボノイドや精油だって植物のコミュニケーション手段となるのだから、微生物の世界で抗生物質がコミニュケーション手段であってもおかしくないですよね。
国会図書館から、原著を取り寄せてみて読んでみようかな。
(いや、それより先にハーブスクールの準備が・・・。)
7/12~のハーバルプラクティショナーコースは、私がすべて担当しま~す。
⇒ニールズヤードレメデイーズ ハーバルプラクティショナーコース
細菌の世界に思いを巡らせてみたい方は、こちらもどうぞ。
プロフィール
- 薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事
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