それ、”やれる”ことですか? それとも”やりたい”ことですか?

皆さんは、

“やりたいこと”をしていますか?

 

それとも、

“やれること”をしていますか?

 

 

先日、久しぶりに会った友人と話をしていたときのことです。

とてもアクティブで、いろんな才能を持つ友人。

 

でも、ちょっとお疲れモードでした。

 

「それ、やりたいんだよね。」

 

と、たずねたら、

 

「これは、業界のことも分かっているし、やれるんだよね~。」

 

・・・・・・。

 

いろいろたずねたら、

 

「やりたいのは、本当はこっちなんだ。」

 

と、別の業界のことを話し始めました。

 

 

友人と話していて、昔の私を思い出しました。

 

自然ガイドになりたいと思っていたころ、

いつかきっとインタープリター物語

 

いきなり自然ガイドは無理だから(と、自分で決めつけ)、会社員経験者だからやれると思い、事務局員募集に応募していました。

実際、とある自然学校では最終選考の2名にまで入ったりしました。(運よく? ご縁はありませんでしたが・・・。)

 

だから、NPO法人日本森林療法協会の事務局の依頼が来たときは、

“やっと私の能力を発揮できる”

と勘違いして引き受けました。

 

 

それからの怒涛の日々は、こちらに簡単に書いています。

 

NPO法人の事務局として、行政手続きも、会計報告も、慣れることはありませんでしたが、

“やれました”

 

でも、”やりたいか?”と、問われたら、やりたくはなかった。

 

自分のような小さな存在は、事務をすることでしか価値がないと思っていた。

事務連絡を通してでしか、人々と繋がれないと思っていた。

 

 

今、NPO法人の理事&事務局という肩書きを手放しても、私と繋がってくれる人々がいます。

何の資格発行もないのに、私が“やりたい”と感じた気ままなセミナーに来てくださる方がいます。

 

『私は、私個人のままで人々とつながってもいい。』

 

ここに許可がでるまでに、本当に長い時間がかかりました。

もちろん、NPO法人に所属していなかったら、こんなに多くの方と出会うことはなかったでしょう。

 

あの日々は、感謝してもしきれない大切な日々です。

 

 

21世紀の現代、もっと多くの人が自分の“やりたい”ことをしても良いのではないかと感じます。

 

英語スクールで学んだ基本構文を、私自身と、すべての人に贈ります。

Do what you want.

(あなたがしたいことをやりなさい)

by プレゼンス英会話コース基本構文より

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プロフィール

飯田 みゆき
飯田 みゆき森と魂のセラピスト
薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事