ファシリテーター初体験「あー、こわかった。」プロセスワークのワールドワーク

昨日のプロセスワークのセミナーは、ワールドワーク

グループワークのひとつの手法です。

 

ファシリテーターへの憧れは以前からあり、何度か書いたことがあります。

「いつかきっとファシリテーター」

「ファシリテーターは森の中で自然界の声を聴くのに似ている。」

「で、ファシリテーターってなんだ?」

 

そして今回のセミナーで、ファシリテーターを体験する機会を得たのです。

 

 

ファシリテーターは、グループの対話が進む途中で、「今、こんなことが起きていますね。」と、自分が気づいたことを言葉にしてグループ内の気づきを促していくのですが、

 

「あの~、」

 

と、私が声を発すると、グループの対話が ピタリと止まり、全員が私の言葉を持つのです。

その瞬間の、怖かったこといったら!!

 

ハーブの講座でも、森林の案内でも、NPO法人の理事会・総会・フォーラムだって、全員が私の言葉を待つ瞬間なんてゴマンとあるのに、全然違うのです。

自然界の声を聴くのとは、ぜんぜんちがった~。

 

それは、言葉の重みの違い。

 

私の発した言葉でグループの対話が促進したり、停滞したり、流れが変わることへの恐怖。

流れによっては、傷つくひとがいる場合もある。

 

言葉の使い方ひとつひとつに繊細さが要求される。

こんなに繊細に言葉を使ったことがなかった。

 

 

でもね、またひとつ、体験が増えました。

この地球で人間として生まれて、様々な体験をしに来ています。

 

私はどうやら、大自然と共に生きる生活だけをしにきているわけではないらしい。

人間のなかで、いかにして生きるか。

 

憧ればかり増えちゃって、困ったもんです。

 

 

2回目の体験談はこちら

⇒⇒温かい場所でやり切る。

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プロフィール

飯田 みゆき
飯田 みゆき森と魂のセラピスト
薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事