母親に「自然ガイドをしている。」とカミングアウトしたら、私のカケラが戻ってきた件。
昨日は、配偶者と一緒に私の実家に行ってきました。千葉県柏市にあるので、車で一時間ちょっとで到着します。
私の家族は、母一人、
父一人、
兄一人、
弟一人。
夕食を食べながら観ていたテレビ番組が、なんともマイナーな『和風総本家「日本の職人24時」』(テレビ東京)。
そこに紹介されていたのが、スギとタブの葉で作るお線香。
私以外全員、「タブってな~に? 聞いたことないよ!!」状態。
タブノキは、常緑広葉樹の代表樹種で、海岸沿いに多く分布します。葉をかじるとネバネバするんです。
このタブの粘りを利用して、伝統的な線香は作られるそうです。
私:「タブの葉はかじるとネバネバするんだよ。」
全員:「へぇ~。」
会話がそのまま終わりそうになった時、「私、自然ガイドをしているんだよ。」と言ってみました。(私の中では、大きな一歩。)
両親は、私の仕事は薬剤師だと思っています。
間違ってはいないのですが、その他にも森を案内してお金をいただいていることは話していませんでした。(特に話す機会もなかったし・・・。)
母親は興味をそそられたらしく、「どこで?」「いつ?」「いくらで?」と、一通り質問した後、「アンタのイベントにヒトが来るの~。ほぉ~。」と、大笑い。
家族中、「オマエのイベントにヒトが来るんだ~。」と、大笑い。
そう。
彼らのイメージの中の私は、大人しくて目立たない子供。
幼稚園でも、小学校でも、中学校でも、通知表にはいつも『友達をたくさん作ろう。』と書かれていて、両親には心配をかけた。
大笑いされたけど、ひとつ秘密がなくなったみたいで、今の私を見せることができて、分離していた自分自身が戻ってきたような感じ。
こうやって、ひとつひとつ自分のカケラを集めていくことで、私が私になっていくのだね。
これは、なかなか楽しいかも・・・。
プロフィール
- 薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事
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