【お客様の声】植物の感覚をヒトの集団に生かせる??「植物の知性を考える」
先日開催した「植物の知性を考える」セミナー。
第1回は第2章「動物と違う生活スタイル」&第3章「20の感覚」でした。
ご参加いただいた神山バランス治療院の神山和久先生が、感想を寄せてくださいました。
↓
今回、「植物の知性を考える」ということで、植物からの観点を人の感覚や考え、集団での物事に参考や活かせないものか!と思って参加しました。
例えば第二章の中で、
「植物は二つに切られても、それぞれが独立して生きられる。動物は二つに切られたら生きられない」
「植物は1個体ではなく、コロニーに似ている」
と書かれていました。
飯田さんはこれらを中央集権(動物)と地方分権(植物)と話していましたが、
私も会社、集団という社会を考えたとき、トップが指令を出し、いわれたまま動いていくのか、会社、集団と言うコロニーで皆それぞれ考え行動していき、会社や集団を形成していくのか、ということに似ているなと思いました。
それぞれが人任せにしないで、自分の意志を持ち行動する。
なので会社、集団は盛り上がり、発想も生まれ、展開も幅広くなるように思えます。
そして二つに分かれたとしても、皆それぞれ意思と行動があるので、それぞれがまた集団、社会ができる。
しかしトップダウンだとトップがいなくなったり、指令を出さなければ(二つに切られたということ)、他の人は何も行動せず、そのまま会社や集団はなくなるのでしょう。
他に乗っ取られるということもあるかも・・・
(会社や集団がそんな状態であっても、それぞれの思考で考え行動してこなかったので、こうしよう、あーしよう、どうしていこう、などの建設的な考えや行動がでることはなく、妬み、嫉妬などもうずまくことでしょう)
植物から私たち人の行動や生活に活かせることがたくさんあるなぁと思いました。
あと、私の全体的に感じたのが、植物は環境に順応しようと、自分(達)を変えていこうとしているように想える(実際は解りませんが)。
人は環境を自分に合わせようとしている場合が多くあるなぁ。
それはできないと思いますし、一時的にはできたように思えても、時が経つとその歪みは出てくるのではないのかなぁ。とも思いました。
他にも第二章、第三章で人や行動、世の中と同じような事やこういう方向で進められたらと思うこともありました。次回はまだわかりませんが、行けそうでしたら参加したいと思っております。
その時はよろしくお願い致します。
神山 和久
神山さん、
ありがとうございました!!
プロフィール
- 薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事
最新の投稿
- メディカルハーブ/植物療法2024年8月13日ソフィアフィトセラピーカレッジ卒業
- 人間界/心理学2024年5月4日ナラティヴ・セラピー体験~「問題」の歴史を言語化する?
- カラダ/生理学/生化学2024年5月4日腸内細菌を感じる瞑想会の実施記録~ワタシはまるごとここに生きている。
- 森林療法/セルフケア2024年4月7日『自然セラピーの科学』(朝倉書店)から学ぶ」