大河ドラマと、核酸の発見

昨日、facebookに大河ネタをアップしたら、NHK大河ドラマの思い出を語りたくなってしまいましたので、今日はそのお話を。

私が最初に衝撃を受けた大河ドラマは、1980年の「獅子の時代」でした。

当時小学6年生だった私は、緒方拳さん演じる主人公「鉄次」のたくましさ、力強さ、そして、幕末から明治に移り変わる時代に持っていかれました。

が、その後は歴史オタクになるわけでもなく、約30年、普通に過ごします。

高校時代は世界史の方が好きでした。

そんな私が次に衝撃を受けたのは、大河ドラマではなく、菅野美穂さんが篤姫を演じた「大奥」でした。

ただの時代劇だと思って油断していたら、最後に江戸城を明け渡すという展開に、いきなり今の時代とのつながりを感じて、ドッキリしました。

その影響もあり、「篤姫」から幕末大河は食い入るように見るようなりました。

「篤姫」,「龍馬伝」,「八重の桜」,「花燃ゆ」。

薩摩、土佐、会津、長州、それぞれに生きた人々がいて、それぞれの物語があります。

番外編として、「平清盛」も何故か好きでしたが。

 

この時代の、何が、そんなに私を惹きつけるのだろう?

それまで常識だと思っていた社会が根底から変化し、新しい価値観と社会に移り変わる時代。

潜在的なエネルギーが浮上するストーリーに、どうも、惹かれるみたいです。

 

話しは変わりますが、細胞の中のDNAは「核酸」と呼ばれます。

核酸の発見は、1869年と言われています。

このとき、日本は明治2年。

 

福山雅治@坂本竜馬が「大政奉還じゃ~」と叫んでから、2年、

宮崎あおい@篤姫が江戸城を出ていってから、1年、

綾瀬はるか@八重さんが会津で鉄砲を撃っていた次の年。

函館で五稜郭が落ちたのが明治2年でした。

そのころ、スイスの生物化学者ミーシャが発見した新物質が、生物の細胞の「核」に広く存在することがわかったため、核に存在する酸性物質という意味で「核酸」と名付けられました。

明治2年といえば、日本はまだまだ混乱の中にいた時代。

同じ時代に、西洋では近代科学が進み、核酸を発見したり、その他の様々な研究が進んでいたのだと思うと、なぜだか、ロマンを感じます。

 

はっきり言って、どーでもいいことなんですけど、こんなどーでもいいことを考えるのが、なんでだか、好きなんです。

↓冬のプロセスワークセンターの影絵は、葉が落ちた木々。
これもまた、いいなぁ。

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プロフィール

飯田 みゆき
飯田 みゆき森と魂のセラピスト
薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事