左手人差し指の靱帯損傷リハビリ体験記
2011年3月に森で転んだとき、手をついて左手人差し指の靭帯を損傷しました。
その時の治療経過にまつわるエトセトラです。
MRIはアフリカ音楽の調べ

経過があまり良くないのでMRIをとることになり、今日行ってきました。
そして、テレビでしか見たことのない、あのトンネルに入ってきました!

(著作権フリー画像より)
トンネルの中は孤独な世界です。
そこでは、機械の音がリズミカルに鳴っていました。音は大きくなったり、小さくなったり、止んだり、始まったり。
時には音が重なりあい、時にはソロで。まるで打楽器で奏でるアフリカ音楽のようです。
この検査は、なんと、20分もかかるんですね。
私はリズミカルなアフリカ音楽の中で眠ってしまいました。
音楽終わっちゃったな・・・と思ったら終了でした。
しばらく寝ぼけてボーっとしてしまいます。アロマテラピーで寝てしまった時のような感じ。
調べてみると、MRIというのは強力な磁場をかけて原子の電子スピンを一定方向に向けるらしい。
私の全細胞の全原子の電子スピンが磁場で一定方向を向いたのだろうか。
ある意味すごい浄化だったかも。
《2011.5.19》
司令塔は視床下部~整形外科のリハビリ室
指の靭帯損傷のあと、なかなか動きが悪くてリハビリに通っています。
薬とは違う西洋医学的アプローチの世界が新鮮で、毎日興味津々です。
整形外科に付属したリハビリ施設で、超音波と低周波電気と指の運動をしてもらいます。
指の運動は”柔道整復師”という名札の先生が、補助してくれます。
いった~い!
痛!
のですが、終わったあと軽くなります。
ただ、先生によってメニューが違い、運動をしない先生もいるので、今度、リクエストして良いかどうか
聞いてみようかな。
午前中は年配の方が大勢いて忙しそうなので、夕方ゆとりがありそうな時に聞いてみましょう。
薬局の調剤室も忙しい時は殺気立ちますが、午前中のリハビリ室はまさにそんな感じ。
でも患者さんを目の前にして笑顔を絶やさないスタッフさんはすごいなぁと思います。
視床下部のような司令塔の先生が次から次へと指示を出して、スタッフがテキパキと動く。
なんか、新しい世界を見ているみたいで面白いのです。
《2011.6.11》
リハビリするかしないか、指に聞いてみた。
MRIで大きな問題がなかったので、その後は整形外科で指の運動をするリハビリに通うことになりました。
これが、とっても痛かったのです。
柔道整復師の先生に「リハビリをしないと指が固まって動かなくなるよ。」と言われ、痛みに涙を浮かべながら我慢していました。
ところが、鍼や太極拳の先生には「痛いリハビリは自然治癒力が落ちるから、治りが遅くなるよ。」とも言われました。
さて、どちらが正しいのでしょう?
統合医療やホリスティック医学を学んでいても、実際に患者になってみるとやはり悩みます。
そこで、左手人差し指”本人”に聞いてみました。
“あなたはどちらがいいですか?”
“あなたはどうしたいですか?”
そう指に問いかけながらリハビリをすると、確かにとっても痛いのですが、リハビリ後に指が軽くなることに気がつきました。
“リハビリの先生が言うから我慢してやっている。”という状態ではこのことに気がつきませんでした。
痛みを他人の責任にしている状態では、気がつけなかったのだと思います。
その日から、決心して毎日リハビリに通いました。並行して鍼もお灸もヒーリングもやりました。
おかげさまで、今では多少の違和感が残る程度に回復しています。リハビリしなかったらもっと早く治っていたかどうか、それはわかりません。が、今現在、後悔していないことだけは確かです。
「答えは自分の中にある。」と言うは易し、本気で選択するのはとても難しいということを教えてもらった「指の靭帯損傷事件」でした。
人差し指、まだまだ腫れています。

2011年6月13日撮影
《2011.6.13》
指の経過~頑張って治してくれています。
指の靭帯損傷の経過です。
約1ヵ月後の2011年7月16日現在、だいぶ腫れが引いてきました。

2011年7月16日撮影
毎日見ていると気がつきませんが、こうして比べてみると明らかに腫れがひいています。
相変わらず曲げると痛いのですが、確実に変化しているようです。
こうした変化に気がつくと、自分の体は頑張って治しているんだなぁと、感心してしまいます。
リハビリもやったし、お灸もやったし、最近は太極拳の先生に教えてもらった血流ワークもやってるし、この2ヶ月間、私も頑張りました。
自分の体と向き合う時間をくれた人指し指に感謝です。
《2011.7.16》
気になっちゃいますよね~と言われると気にならなくなる件
今日は久しぶりに靭帯損傷した指の診察をしてもらいました。
腫れがひいてきて、逆に関節の出っ張りが目立つようになっていたので、
「これはなんでしょう?」
先生にと聞いてみました。
そしたら、前に撮ったX線写真とか、MRIの写真を見ながら、
「特に異常はないですね。」と。
リハビリの先生にもあまり気にしなくて良いと言われていたので、「やはり、そんなものかな…」と思っていたら、「まぁ、でも気になっちゃいますよね~。うん、うん」と何度も言ってくれたのです。
いつも30秒で診察する先生からこんな情緒的発言が出るとは思わなかったので、何だか可笑しくなってしまいました。
さらに、そう言われると逆にあまり気にならなくなるのです。
なんだ、このmagicは!!
これがカウンセリングでの共感ってヤツ?
なるほど、共感されるとこんな気持ちになるのか~
初めての共感され体験でした。
ドクターの戦略なのか、天然なのか、病院通いはまだまだ初体験がいっぱいです。
《2011.8.15》
~おわり~
プロフィール

- 森と魂のセラピスト
- 薬剤師/公認心理師/産業カウンセラー/プロセスワークプラクティショナー/森林インストラクター/森林セルフケアコーディネーター/メディカルハーブプラクティショナー/ドルフィンスターテンプル認定ヒーラー/日本森林療法協会元理事
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